・・・・・・っということで、若い頃エジプトを旅行したことがあります。
ピラミッドは一見の価値がありますよ。
空港からカイロの街にクルマで向かっていると、何か遠くにゴミの山のような感じで見えてくる。
それがピラミッドだと分かって、感動するんですね。
ピラミッド観光の定番はラクダに乗ってのツアーです。
気分はアラビアのロレンス。
手綱を持って、ラクダに走れとか、コースを外れるように指示しても絶対に言うことを聞かないんですな。
ガイドが砂漠の真ん中で立ち止まって、どうだ楽しいかと聞いてくる。
Yesと答えると、ならばもっと金を払えと要求してくる。
たいした額じゃないけれど。
ケッタクソ悪いので、下りて帰るわけにも行かず、結局のところ観光客はチップを弾まざるを得ないという仕掛けである。
いまはどうか知りませんよ。
色んなところにあのヒエログリフ(象形文字)が刻まれている。
得意になって説明するガイドに、オマエがエジプト人なら読めるはずじゃないかとイジワルを言ったら、困った顔をしていたのを覚えている。
まあ、日本人であるぼくも、古文を読んでみろといわれても読めないのでエラソーなことはいえませんがね。
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何ででしょうね?四大文明(メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明)が発生した地域の現在はどこもサエない。
いまのエジプト人が、偉大な文明を築いた子孫であることを俄かには信じられないでしょ?
そんなに遡らずとも、ノー天気なイタリア人の祖先があのローマ文明を築いたと信じられます?
ギリシャ人だってそうですね。
いまは、過去の栄光の遺跡を観光資源として頼るくらいしかできない。
まあ文明なんて、いつかは衰退するのが宿命なので、今に生きる彼らを責めるのは酷というものでしょう。
中国だってそうじゃないかな。
あの偉大な思想家たちを輩出した国だと全く信じられない。
礼節を重んじた孔子を生んだ国ですよ。
今の中国人のマナーを見ると、これはとても皮肉なことですね。