・・・・・・っということで、「半沢」なにがしというTVドラマが人気ですね。
このあいだ長女が偶然チャンネルを合わせ、ど~せアメリカのTVドラマのパクリで面白くないだろうなんて思っていたら、アレヨアレヨという間にカミサン共々引き込まれてしまった。(;^ω^A
何しろ劇画調なのである。
主人公の口からそんなのネェ~よなぁなんてぇセリフがバンバン飛び出して、上司の連中が皆恐れ入ってしまう。
単純明快、スカッとする。
この番組が人気なのが良く分かった。
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絶対原作は「劇画」だよなぁ・・・と思って調べたら、なんと「俺たちバブル入行組」というれっきとした小説であった。
さらに原作者の池井戸潤氏はあの「下町ロケット」で直木賞を受賞した、由緒正しき作家だったのである。
ほんと、ビックリ。
最近はこういう劇画とも小説とも付かないような作品が流行っているのだろうか?
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たぶん違うだろう。
TVの段階で劇画調に演出を変えたのだろう。
「女王の教室?」といい「家政婦の三田?」といい、劇画調が成功を収めている。
ちょっと無理があるかもしれないが、「あまちゃん」も劇画調だと言えないこともない。
劇画調大いに結構。
どんどんそういうドラマを制作して欲しいものだ。
日本のドラマというと、家庭で飯を皆で食っているシーン、寝ながらしゃべるシーンが必ず入っていてウンザリさせられるが、こういう単純明快、それでいてアイデア満載、グイグイ引っ張っていくようなストーリーは日本のドラマが世界で成功する要素だと思う。
お隣の国がどぉ~せパクるだろうが、日本流ドラマがどんどん世界に広まり、外貨を稼ぎ、制作費が豊富になり、低予算のところを役者がオーバー演技で補うことが無くなることを望むばかりである。