規制こそが自由への入り口?(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、どーでもイイ話し。

「5時に夢中」という番組がある。

MXテレビという関東では9チャンネルの放送局。

マイナーである。

放送局自体がマイナーなのだから、番組は超マイナーである。

ところがこの番組、今日で2000回記念だという。

本来なら深夜番組の内容を、17時というビミョーな時間に主婦層を狙って放送しているところがミソ。

曜日毎にコメンテーターが変化するので当たりハズレがあるが、結構面白い。

・・・・・・

その面白さはどこから来るのか?

それは、予算が足りない点にある。

何しろスポンサーが付かない。

そのことを番組内で自虐的に何度もアピールするくらい予算不足だ。

だから、コメンテーターは売れないタレントを起用する。

コメンテーターの発する掟破りのコメントだけが頼りだ。

月曜日はあの「マツコデラックス」がレギュラーだ。

でも、彼(彼女?)がこの番組に起用されたのは、売れてない時代だった。

今の彼のギャラはいくらか知らないが、最初はこんなにブレークするとは思わなかっただろう。

そこが面白いのである。

予算が限られているからこそ、一生懸命工夫して面白い番組にしようとするのである。

日本人の持ち味はこういう状況で発揮されるようだ。

軽自動車の場合と同じだ。

規制こそがチャレンジ精神に火をつけるのだ。