・・・・・・っということで、どーでもイイ話し。
「5時に夢中」という番組がある。
MXテレビという関東では9チャンネルの放送局。
マイナーである。
放送局自体がマイナーなのだから、番組は超マイナーである。
ところがこの番組、今日で2000回記念だという。
本来なら深夜番組の内容を、17時というビミョーな時間に主婦層を狙って放送しているところがミソ。
曜日毎にコメンテーターが変化するので当たりハズレがあるが、結構面白い。
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その面白さはどこから来るのか?
それは、予算が足りない点にある。
何しろスポンサーが付かない。
そのことを番組内で自虐的に何度もアピールするくらい予算不足だ。
だから、コメンテーターは売れないタレントを起用する。
コメンテーターの発する掟破りのコメントだけが頼りだ。
月曜日はあの「マツコデラックス」がレギュラーだ。
でも、彼(彼女?)がこの番組に起用されたのは、売れてない時代だった。
今の彼のギャラはいくらか知らないが、最初はこんなにブレークするとは思わなかっただろう。
そこが面白いのである。
予算が限られているからこそ、一生懸命工夫して面白い番組にしようとするのである。
日本人の持ち味はこういう状況で発揮されるようだ。
軽自動車の場合と同じだ。
規制こそがチャレンジ精神に火をつけるのだ。