・・・・・・っということで、次女がフィンランド旅行から帰ってきた。
まあ、なにはともあれ、ホッとした。
一人でトラムにも地下鉄にも乗り、対岸のエストニアのタリンにもフェリーで日帰りできたし、列車に乗って「ムーミンの村」まで行けた。
流石わが娘、大したものだ。
コレだけ出来れば、ぼくがやった2ヶ月のヨーロッパ旅行だって、彼女一人で出来る能力を持っていることを示したのと同然だ。
予定していた急行列車の始発駅が急遽変更になり、その駅まで行くのに普通電車とバスを乗り継いだにもかかわらず、30分のロスしかしなかったその対応能力の高さに舌を巻いてしまった。
初めての女の子一人旅でそこまで出来るとは、オヤジが思っている以上にしっかり者のようだ。
途中、同じく一人旅のお姉さんと仲良くなり、一緒にトナカイ料理を堪能したり、その適応能力の高さは、ぼくをはるかに凌駕している。
親バカと言われるかも知れないが、褒めてやりたい。
・・・・・・
まあ、定年過ぎのジジイの一人旅と、
マア、こう言っちゃナンだが、
ルックスは平均以上の若い女の子の一人旅と比べれば、周囲の反応が違う。
その上、次女は甘え上手なところがある。
コレじゃ勝負にならない。
えっ?・・・勝負って、ナンの勝負じゃっ?
・・・・・・
次女が撮ってきたスライドをTVで見ながら、旅行の話を聞くのは実に楽しい。
だが、一つだけ気にくわないことがあった。
それは・・・
・・・・つづく。