・・・・・・っということで、クリント・イーストウッド主演の【人生の特等席】。
今回は監督ではなく役者としての出演ですが、殆ど彼の映画と言っていいでしょう。
イーストウッドも歳をとったなぁ~
それもそのはず83歳だそうだ。
その歳で現役の野球スカウトマン役というのは、ちと無理がありすぎじゃない?
まあ、アメリカだからイイか。
美人でやり手の弁護士が、野球もビリヤードもダンスも上手いっていうのも、アメリカだからイイか。
恋人役がジャスティン・ディンバーレイクとはあら驚き。
都合の良いストーリー展開。
大人向きの御伽噺として観るべきでしょう。
テーマは父と娘の心のすれ違い。
仕事一徹の頑固親父だけれど本心は一人娘のことを心から愛している。
でも不器用で上手く気持ちを伝えられない。
こういう役柄はイーストウッドが適任。
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それにしても、どうして父親と娘は上手く行かないのでしょうね。
小さいときは子猫のように膝の上に乗っかってきて、お風呂も一緒だったのに、あるとき一番身近な異性として父親を見るようになる。
反動として、父親から遠ざかるを得ない。
そうしなければ、友達に笑われるからだ。
すると、男としての欠点が見えてくるようになる。
父親とは本心を打ち明ける対象ではないのだ。
さらに母親を幸せにしている男のようには映らないのが常だ。
父親と娘が上手くいくはずがない。
それが宿命なのだ。
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だけれども、娘は成長する。
世の中のことが判ってくるにつれ、父親の立場というものが理解できるようになるのだ。
両者は大きな意味で和解するときがくるのだろうか。
それがいつかは分からない。
この映画のように娘が33歳になって、自立できるときまで待たなければならないのかも知れない。
ぼくの場合は、ぼくが死んだ後になりそうですがね。(T_T)
そういう意味で、この映画は父娘の永遠のテーマを扱っているのです。