・・・・・・っということで、世の中にはタブーというものがある。
躾などに用いられる道徳的な面と、社会秩序を維持するための政治的な面があろう。
前者は「ダメなものはダメ」と言うしかなく、説明すればするほど説明者の品格が落ちる性質があるようだ。
後者は、危ない。
社会の成長を阻害する可能性を孕んでいるからだ。
そういうタブーはどんどん打ち壊さなければならない。
・・・・・・
今回の「慰安婦」に関するハシシタ氏の発言は、両方の面を含んでいて興味深い。
兵隊とセックスの話題は、タブーとされているようだ。
太古の時代から、他国に侵略した兵隊に略奪するかさせないか、それを守らせることは至難の技であった。
もちろん略奪の中には、敵国の女性を陵辱することも含まれている。
だから戦争になると、負けないように男共は必死で戦うわけである。
ハシシタ氏はこのタブーに果敢に挑戦したと思われる。
タブーだけど常識でしょ?・・・と。
氏の言うことは正しい。
なぜこういう発言をしたかというと、中国人とか朝鮮人が慰安婦で執拗に日本を攻めるからだ。
これは政治的な面を狙った発言である。
これはマズイ。
そもそも慰安婦問題をネタに政治的に攻める相手のほうが悪い。
これは禁じ手であり、隣国の諸君以外、こんな汚い手で攻めてくる国は世界中どこを見渡しても存在しない。
これこそタブーである。
この問題は説明すれば説明するほど、説明するほうの品位が落ちるからである。
この手を使って攻めるほうが品位がないのである。
これに巻き込まれると、こちらの品位まで下がらざるを得ない。
ハシシタ氏の幼稚な点は、まんまとこの手に引っかかったことである。