・・・・・・っということで、ポーランド人について偏見と独断を述べてみる。
ポーランドという国で先ず思い出すのが第二次世界大戦時、ドイツが電撃的に攻め込んで占領してしまったこと。
これが大戦の始まりだった。
当時、ポーランド軍は騎兵が主力だったと記憶している。
ドイツ軍の戦車部隊に、騎兵が突撃したのだ。
彼らはドイツ軍の戦車はブリキだと侮っていたらしい。
戦いの勝敗は明らかだった。
その結果、ポーランドという国は地図から消えてしまった。
ポーランドとは平原の民という言葉から来ているそうだ。
ポーランドは広大な土地だ。
しかし、これ以前にも何度かこの国は地図から消えた苦い憂き目に遭っている。
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ぼくが描くポーランド人のイメージは「悲しい」だ。
このクラクフが首都だったころが、ポーランドの一番輝かしい時代だったのだ。
気質は、貴族的。
誇り高き民族だ。
だが、ドイツに負けたために優秀な軍人が多数捕虜になり、武装解除され、なす術もなく殺害された。
その一部はあのアウシュヴィッツに送られた。
そして、ソ連からも酷い目に遭っている。
「カティンの森事件」をご存知だろうか?
まだ、全貌は謎のままだが、ソ連軍はドイツ軍に負けず劣らず非人道的な行為に及んだのだ。
とどめは、あの第二次世界大戦末期のワルシャワ蜂起。
ドイツ軍不利と見て、蜂起したのだ。
だが、頼みのソ連軍は来ず見捨てられたのである。
こう見てくると、「悲しい」という言葉がポーランド人に付きまとっていると感じられないだろうか。
ショパンの曲を聴いても、常に悲しさが付きまとう。
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ここで、国が消滅するということについて考えてほしい。
日本人にはとても想像できない事態だろう。
地図から自分の国の名前が消えてしまうのだ。
これまでヨーロッパを巡ってそういう国をいくつか見てきた。
ヨーロッパとはそういうことが日常茶飯に起きる場所なのである。
何度も繰り返すように、ヨーロッパを知るには「恐怖」がすべての出発点なのだ。
その恐怖を分析してみると、「地続きの恐怖」であることが理解できる。
日本に住んでいると、国境という概念がなかなか掴みにくい。
海で囲まれた国、すなわち日本という国だ。
当たり前すぎて、考える必要もないくらいだ。
尖閣諸島で中国と線引きで争っているが、外国からすると実にシンプルな国境争いに見えることだろう。
だって、地続きじゃなく島の問題なのだから。
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そこで、自分の国が消えるということはどういうことだろうと考えてみる。
他国に隷属すること?
自治権の喪失?
自由でなくなること?
・・・そういうことじゃなくて、もっと身近な問題と考えて欲しい。
「男として女を守れなかったこと」
・・・これに尽きる。
過去の栄光に酔い痴れて、貴族的なムードを謳歌していたのが、侮っていた他国に自分の国が蹂躙されてしまったのだ。
男にとってこれほど不名誉なことはないだろう。
国が蹂躙されるということは、自国の女が蹂躙されるということである。
偉そうに政治を司ってきた男の責任である。
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日本男子も、戦争に負けた。
現在の日本男子がパッとしないのは、女を守れなかった負い目にあるとぼくは考えている。
でも日本は、ヨーロッパの国ほど徹底的には蹂躙されなかった。
そこで、ポーランドである。
ポーランドの男である。
何度も国が消滅する経験を経た。
その都度、男は女を守れなかったという負い目を感じることとなった。
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ここで、結論。
ポーランド人の女性は強い。
過去の歴史がポーランド女性を強くさせたのだ。
強くならざるを得なかったのだ。(^^♪