・・・・・・っということで、日本のテレビ。
どうしてこれだけレベルが低いのだろう。
とうてい大人向けの内容とはいえない。
中学生向けレベルだと言ったら、中学生が怒るくらいのレベルだ。
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あのねぇ~、この国の国民のほとんどは大学を出るんですぜ。
そんじょそこらの国と比べて比較にならんほどの、高学歴の視聴者なんですぜ。
そこんところを忘れているんじゃないか?
いわば、インテリだらけ。
なのに、この体たらくは一体どうしたことなんだろう?
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まあ何度も書いたが、アメリカのTVシリーズを観ていると、バカを相手にして作っていないよね。
分からんヤツは分からんでイイっという態度ですよね。
インテリの密度を比べれば、アメリカより日本のほうがずっと濃いはずですよね。
これじゃぁ、日本のTV製作者は日本人のレベルを見くびっているんじゃないかと疑ってしまう。
いやいや、TV製作者自身がバカなので、バカ相手の番組しか作れないとも考えられる。
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こんなことを書くと、TV関係者から猛反発が出るだろうけれど、この辺はみんなで真剣に考えなければならないんじゃないかい。
だって、人気がなくなったといっても、TVの持つ影響力は依然強大なのだ。
彼らは言うだろう、自分だって質の高い番組を作りたいけれど、制作費がどんどん削られて、品質にこだわるより取り合えず視聴率を稼がなければスポンサーが付かないんだと。
だが、ドラマの製作だけではない。
ニュース番組でも、教養番組でも、バラエティー番組でも、視聴者として想定するレベルを最初から低く設定しているじゃないか。
池上彰さんを悪く言うつもりはないが、彼の解説はもともと子供向けだということを忘れてはならない。
彼の人気が高まるほど、ぼくは複雑な気分になるのである。
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TVばかりではない。
新聞もそうだ。
マスコミ全体にいえることなのだ。
政治家もそうだ。
日本人のレベルを低く設定しすぎていませんか?
自ら・・・・・・