・・・・・・っということで、今年亡くなった藤本義一氏は、言葉に対して鋭い感覚を持っていたのだなぁと今頃になって気づかされた。
大震災関連の発言で、
「癒す」じゃなくて「ほぐす」と表現したのだ。
被災者を癒すというと、上から目線になるが、
ほぐすと表現した途端、被災者の目線に降りると同時に傍に寄り添う姿になるではないか。
故吉田秀和氏も、
今回の震災で、「想定外」という表現が多用されたが、そうじゃなくて日本人の「イマジネーションが欠如していたんじゃないかな」と表現した。
前者からは明らかに責任逃れの匂いがするが、後者は柔らかそうな表現ながら正面からグサッと突き刺されたような気分にさせられる。
惜しい二人を亡くした。
以上、NHK番組を観て。