・・・・・・・っということで、ぼくは無神論者だと言ってきたけれど、決して宗教をバカにしているのではないのです。
むしろ、自分が信者になって神を信じたいとさえ願っているのです。
何か不条理なことが起きれば、それは神の御心だと心の区切りがつけられるでしょう?
神を信じていなければ、その不条理なことを未消化のまま心に溜め込まなけりゃならない。
ぼくの心の中は「チェッ!ついてねぇーなぁ」とか、「何でこう運が悪いんだよっ!」という毒づきの残滓で一杯になっている。
そういうものは決して心にいい影響を及ぼさないでしょう。
信者であれば、そういうものはあっという間に片付け、いつまでも引きずらないで済むはです。
・・・・・・
全ての宗教、全ての信者がそうだと言っているわけではないのです。
ただ、心の身だしなみがちゃんとしている人が、信心深い人たちに多く見られるということなのです。