ハプスブルク帝国の本は2冊目だが、あまりにも広範なため、特定の人物に絞るわけには行かない。
すると、表面を撫でただけの浅い本にならざるを得ない。
この本も結局そうなってしまった。
そうは言っても、著者は帝国が一番輝いていたヨーゼフ2世に思い入れがあってページ数も多い。
それに、この本の特徴に、活躍した音楽家や、画家を物語の中に加えたことである。
アタリマエと言えばアタリマエだが、作品の中にはその時代の雰囲気が濃厚に反映されている。浅くではあるが、そういう説明を加えたことは新鮮であった。
それにしてもあまりにも語り口が平板である。
まるで、教科書を読んでいるような気分になった。
歴史の記述は難しい。
個人的な解釈を入れると客観的でなくなり、面白くしようと物語り風に書いても余程の文才がないと馬脚を現してしまう。
この著者は相当深い知識を持っているのに、それをただ並べるしかなかったことはフラストレーションが溜まっただろうと推察できる。
こういった新書における宿命だろう。
やはり、広く浅く俯瞰することが出来たことで満足しなければならないのだろう。
すると、表面を撫でただけの浅い本にならざるを得ない。
この本も結局そうなってしまった。
そうは言っても、著者は帝国が一番輝いていたヨーゼフ2世に思い入れがあってページ数も多い。
それに、この本の特徴に、活躍した音楽家や、画家を物語の中に加えたことである。
アタリマエと言えばアタリマエだが、作品の中にはその時代の雰囲気が濃厚に反映されている。浅くではあるが、そういう説明を加えたことは新鮮であった。
それにしてもあまりにも語り口が平板である。
まるで、教科書を読んでいるような気分になった。
歴史の記述は難しい。
個人的な解釈を入れると客観的でなくなり、面白くしようと物語り風に書いても余程の文才がないと馬脚を現してしまう。
この著者は相当深い知識を持っているのに、それをただ並べるしかなかったことはフラストレーションが溜まっただろうと推察できる。
こういった新書における宿命だろう。
やはり、広く浅く俯瞰することが出来たことで満足しなければならないのだろう。
