・・・・・・・っということで、本当に英語は必要だろうか?と考えた。
そりゃぁ外国語を理解できた方がずっと知識が広まる。
そうかな?
日本人は英語が苦手だから故、何でも日本語に翻訳してしまう。
これほど翻訳本が出ている国は他にないだろう。
だから知識を増やすという目的のためなら、英語を知らなくたって外国の文献を読む分には不自由しないのだ。
発展途上国の人たちのほうが英語が上手いのは、自国語で書かれた教科書がなく、TVのニュースや、映画の吹き替えをしてくれないからだ。
日本人の英語下手は、翻訳家達のおせっかいが原因だとぼくは考えている。
外国とのビジネスには絶対必要だ。
もちろん外交も必須だ。
だけれど、そうじゃない殆どの人たちは英語を学ぶ必然性はないのではないだろうか?
必要な人だけ、あるいは興味がある人だけが学べばいいじゃないか。
よくある論法のように、それより日本語をしっかり学べということになる。
・・・・・・
日本の英会話スクールの数は、たぶん世界一だろう。
それほどまでに学ぼうとする動機はなんだろうか?
外人と自由に話したい。
ホントー?
そりゃ、海外旅行では話せた方が便利だ。
でも、旅行中は案外意思の疎通は出来るものなんですよね。
ならば、日本にいて外人を捕まえて友達になりたいから英語を学ぶってホントーかな?
こっちが一生懸命英語を学ぶより先に、彼らの方が早く日本語をマスターしちゃいますよ。
それよりなによりホントーに外人と友達になりたいの?
日本人の友達さえろくにいないのに。
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ぼくは、彼らが英語を学ぶホントーの目的は、友達の前で優越感を味わいたい、ただそれだけじゃないのかなァと疑っているのです。
・・・・・・
まあ、そのうちパソコンが進化して、リアルタイムでどんな言語でも通訳してくれる時代が来ますって。
そうなれば、翻訳家や同時通訳という職業がこの世から消えちゃいますがね。