・・・・・・・っということで、自分は幸せかと考えてみた。
正確に言うと、幸せな時代に生まれたかということ。
もっと正確には、幸せな時代と場所にということである。
ぼくが生きてきたのは20世紀後半から21世紀初頭にかけての日本だが、この時代は後世の人からどう評価されるのだろう。
・・・・・・
まず、この時代の特徴は、戦争に行かなくて済んだことである。
これは相当ラッキーである。
ぼくの持っている資格なら、戦争が始まればすぐに海軍か空軍に引っ張っていかれただろう。
正直なところ、徴兵はまずない歳を過ぎて、ホッとしたものである。
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次に科学の進歩である。
若い人には実感がないだろうが、今の時代はぼくらにとってSFの時代なのである。
いや、SFを超えているともいえる。
例えば、テレビ電話。
昔の人が夢見ていたナンバーワンが、遠く離れて相手の顔を見ながら会話することであった。
ところが今は、技術的にできるけどやらないだけである。
テレビどころか、手のひらサイズのスマホで可能なのである。
これは昔の人の想像を超えている。
相手の顔を見て話したくないことなんて想定外なのである。
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そう、ぼくらの時代は、平和で科学が驚異的に進歩した時代なのである。
つづく。