・・・・・・・っということで、新しいフィットネスクラブに入会してから、はや3週間が過ぎた。
ミドルステップと、ミドルエアロを中心に参加している。
エリア会員なので、関東地区の店であれば一応どこでも追加料金なしに顔を出せる。
そうね、K店でしょ、J店でしょ、S店でしょ、H店でしょ、S店でしょ、あれ?Sが二つだからSL店と
するか。
あと、MK店ね。
そうすると、えっと、6店舗に足跡(そくせき)を残したことになる。
波子のときを考えると、環境が激変だ。
受けようと思えば、毎日だろうがエアロもステップも受けられる。
有難いことだ。
素足王を推薦してくれた、関西の某インストラクターさんありがとう。
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そこで、気付いたことなのだが、店によってカラーが違うってことね。
ここで言うカラーとは、会員のカラーであって、店舗のカラーではない。
そう、客層が店舗によって極端に違うのである。
一番好きなのは、S店ね。
これは場所柄、ユニークな連中が集まってくる。
突っ込みどころ満載だ。
悪名高き、K町のど真ん中にある。
個性豊かな連中が集まってきて、いわば外国のフィットネスクラブ(行ったことないが)のようなフリーな雰囲気なのである。
もちろん変な奴も多いが、ピカイチのインテリなんかも混ざっている。
その反面、一番嫌いなのはH店である。
まあ、一応山手線の内側なのだけれど、ここの客層は最悪だ。
女性会員のガラが悪いのである。
とんでもなくガラが悪いのである。
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某日、件(くだん)のH店の中級エアロビクスに参加したのだが・・・
遠慮して、最後列のインストラクターが見える位置に超遠慮して場所取りしていた。
まさしく開始時間ギリギリになって、ドヤドヤと女性3人組がスタジオにやって来た。
よりによって、奴らはぼくを囲むように場所取りをしたのである。
一人はリーダーらしく、ぼくの30cm前に割り込んだのである。
その一の子分らしき女はぼくの右50cmの位置にアタリマエのようにポジション取りをしたのである。
ウォームアップの深呼吸の段階で、手が当るどころか顔面をヒットする距離だ。
一瞬、現実感を失ってしまった。
こんなこと現実としてあり得ないシチュエーションだったのだ。
割り込むのに、一言もなしだぜ。
失礼だろうがっ!!
・・・と怒る代わりに、異次元の世界にトリップしたような気になってしまったのだ。
分かります?
(キツネにつままれたようだともいうが。)
彼女らにとって、ぼくはまるでそこに存在していないが如くなのだ。
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これがH店の現実なのです。
最初は、絶対に一寸たりとも動いてやるかと思ったのだけれど、
そこは、普段から紳士を標榜するぼくだから、深呼吸しているときに右手が一の子分の鼻っ面をヒットする前に、脇に避けましたよ。
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まあ観察していると、ぼくの目の前のリーダーはエアロビクスに慣れている。
流石に慣れている。
多少の躓き(つまづき)はあるものの、ナニさこんな簡単なコレオグラフィーなんていう雰囲気を背中じゅうに漂わせている。
ご覧の通り、ぼくは彼女らにとっては敵ではない。
ものの数にも入らない。
だって、腹の出たハゲのジジイだもの。
そこで、ぼくは様子を見ることにした。
反撃のチャンスは絶対にあるはずだ。
先ず攻略するのは右にいる一の子分だ。
観察する限り、リーダーより若干下手だ。
ぼくは、わざとトロそうに動いた。
案の定、彼女らはぼくを見切った。
運のいいことに、今日のインストラクターは複雑系だ。
足裁きに凝っている。
しかも、50分の時間に3ブロックを押し込める構成だ。(中級なのに。)
リーダーが子分のことを忘れて、自分が理解することに集中している。
ここがチャンスだ。
マンボターンで、180度回転し(背面っていうのかな?)、クロスウォーク&ニークロスする局面が出てきた。
その結果反転したリーダーにとっては、ぼくは彼女のまん前になる。
そして、一の子分は彼女から見てぼくの左側だ。
案の定、一の子分は間違った方向に動いた。
ザマァ~~~~~~見ろっ!!
オメェ~の子飼いの一の子分が、腹の出たハゲのジジイに負けた瞬間を見せ付けてやったのだ。
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ホンマ、ガラが悪い。
素足王のH店は・・・・・。