単位の話 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今年もあと2週間を切った。


今週の週末は3連休になるんですね。


クリスマスイブは土曜日なので、盛り上がるでしょうね。


そして22日(木)は【冬至】だ。


イエスの誕生日が極めて冬至に近いのは、偶然じゃないことは以前このブログでも書いた。


その日から1週間後、イエスの割礼の日が【元日】であることも触れた。


ここで何気なく使った【年】、【週】、【曜日】、【冬至】、【元日】は天体の動きと連動した単位だ。


これらの単位は人間の生活に無理なくマッチする。


天体の動きは人間の生理と連動しているからだろう。


・・・・・・


ところが、メートル法はどうだろう?


ご存知の通り、1メートルは地球の大きさと連動している。


それは地球の円周が4万キロメートルであるとの前提で、測量により制定された。


決められたのが18世紀なのだ。


したがって、基準となっているメートルはいい加減な長さなのだと言ってもいいだろう。


ここで問題視(?)したいのが、人間の生活と全く連動していない単位であるということだ。


それに比べ、ヤード・ポンドは人間の生活から出てきた単位だ。


ポンドは大麦の量に起源を持つ。


1ポンドの製粉によって焼かれたパンが1日分の主食量に相当するとされるからだ。


分かりやすい。


それを1ポンド = 0.45359237 kgだと言われたら、さっぱり分からない。


・・・・・・


ヤードはゴルフをされる方にとっては身近な数値だろう。


1ヤード=3フィートだ。


そのフィートは人間の歩幅が起源だということはそのネーミングからも容易に想像できる。


メートルとの関係を見ると以下の通りだ。


1フィート(foot (複feet), ft) = 1/3ヤード = 30.48 cm


1インチ(inch, in) = 1/12フィート = 2.54 cm


1ヤード(yard, yd) = 0.9144 m


ゴルフで残り100ヤードと言われた方が、残り91.44メールと言われるよりずっと分かりやすいでしょ?


パイロットでも1,200フィート上空と言う方がずっと分かりやすい。


船でも、30ノットの方が55.6km/hと言われるより感覚的に掴みやすい。


・・・・・・


メートルは10進法である。(kgもね。)


10進法は計算しやすい。


これが最大のメリットだと思う。


ところが、インチやポンドは12進法である。


計算しにくい。


だが、高度な計算ならそうだろうが、生活的には実に掴みやすい。


12は2でも割れるし、3でも、4でも、6でも割れる。


割れるということは分けやすいということである。


物々交換の時代は、分けることが重要であったはずだ。


二つに分ける。


それを更に二つに分ける。(1/4ね。)


奇数の場合、三つに分ける。


そうすると、12進法の便利さが分かってくると思う。


・・・・・・


さて、今回は何を言いたいか?


生活に密着した単位は大事にしましょうねということである。


昔の日本は【鯨尺】を使っていた。


1尺=(10/33)メートル(約30.3cm)という数字を見て、1フィートと非常に近いことは偶然ではないと思う。


日本の着物、建築物は全てこの単位で作られていた。


宮大工はたぶん今でも尺を使っていると思う。


その中で、【匠】といわれる人たちが輩出されていった。


昔の建築と今の建築を比べると、とても出来栄えという点で現代は昔に叶わない。


芸術作品という基準で見れば、その差は明らかだろう。


そう、昔の匠たちは無名でも、皆芸術家だったのだ。


・・・・・・


そこで現代を考えてみる。


メートルどころか、ミクロン、ナノの時代だ。


さらに、シーベルト??


京??


現代のこの時代、もう一度「血の通った」単位について思いを馳せてもいいのではないか。


10進法により、現代人がどんどんと歪(いびつ)になっていくような気がしてならない。