【フランシスコ・X】2002年島田 雅彦著。
誰もが知っているフランシスコ・ザビエル。
ところが、有名な割に何をしたか知らない。
こういう本に手が出るほど、齢をとった証拠か?
著者はよく調べている。
手掛かりの殆どは、残された彼の手紙と思われる。
500年前の手紙がこれほど残っているということ自体オドロキ。
昔はそれほど手紙が貴重だったのだろう。
現代はどうだ?
メールなんて、比べ物にならないくらい軽い。
必然的に、込める想いも異なる。
・・・・・・
もちろん、残っている手紙などの証拠だけでは、ザビエルの人物像は浮かび上がらない。
そこで、この著者は彼の想像で補完した。
ザビエル自身が語ったような文体で。
こうなると、歴史なのか、小説なのかの区別が曖昧になる。
この本は、小説の方に重点を置いたようだ。
ところが、著者の作家としての腕前が問題になってくる。
その点、ちょっと力量不足だ。
残念ながら・・・・・・。
それにしても、内容は興味深いものであった。
本のカバーは、人間をぐるぐるに縛り上げ、逆さに吊るしている絵なのだが、どこにも説明が無い。
ところが、本を読んでいくと、この意味が明かされる。
人間が考え出す拷問というものに対するアイデアというか、執念というか、感心してしまう。
あと、キリストがなぜ、日本で思いのほか広がらないのか、考えさせられた。
ところが、有名な割に何をしたか知らない。
こういう本に手が出るほど、齢をとった証拠か?
著者はよく調べている。
手掛かりの殆どは、残された彼の手紙と思われる。
500年前の手紙がこれほど残っているということ自体オドロキ。
昔はそれほど手紙が貴重だったのだろう。
現代はどうだ?
メールなんて、比べ物にならないくらい軽い。
必然的に、込める想いも異なる。
・・・・・・
もちろん、残っている手紙などの証拠だけでは、ザビエルの人物像は浮かび上がらない。
そこで、この著者は彼の想像で補完した。
ザビエル自身が語ったような文体で。
こうなると、歴史なのか、小説なのかの区別が曖昧になる。
この本は、小説の方に重点を置いたようだ。
ところが、著者の作家としての腕前が問題になってくる。
その点、ちょっと力量不足だ。
残念ながら・・・・・・。
それにしても、内容は興味深いものであった。
本のカバーは、人間をぐるぐるに縛り上げ、逆さに吊るしている絵なのだが、どこにも説明が無い。
ところが、本を読んでいくと、この意味が明かされる。
人間が考え出す拷問というものに対するアイデアというか、執念というか、感心してしまう。
あと、キリストがなぜ、日本で思いのほか広がらないのか、考えさせられた。
