・・・・・・・っということで、もうここまで続けて読んでいる人はいないと思いますが、
硬い話の最終回です。
会社の経営が思わしくなくなってくると、「新規事業開発部」とかを作って、全く新しい事業に手を出そうとしがちです。
そこでは、市場を調査し、これからの有望なビジネスは何であるか膨大なデータを自ら収集して、
あるいはコンサルタントを使って新規事業計画なるものを策定します。
ぼくはそれを否定しているわけではない。
いくら有望な新規事業であったとしても、自ら持っている戦力でそれが実行可能か、その判断を間違えるなと言っているのです。
まず、その事業計画が今まで会社が辿ってきた事業の【延長線上】にあるものではなくてはならない。
会社が培ってきた技術なり、有形無形の財産の【応用】でなければならない。
こう言うと、保守的だとか、やる気がないとか、臆病だとか批判されてしまいます。
そして、信頼できる確実な情報を元に計画されてきたものだから、成功の確率はとても高いと説得します。
それでも、ぼくは言います、「それはギャンブルだって同じだ」と。
ぼくはギャンブルをしませんので詳しくは言えませんが、競馬だって膨大な情報を元に賭けるのでしょう?
血統とか、体重とか、騎手との相性とか、仕上がり具合などのデータを調べ上げるのでしょう?
それでも、勝てない。
ギャンブルとどこが違うのでしょうか。
・・・・・・
競馬と違うところは、自分達自身の足で走るところなのです。
100m走で15秒も切れないのに、ボルト選手と同じ走りをイメージしたって、所詮無理なのです。
こういう時期だからこそ、保守的に行動すべきなのです。
以上、Ennterpriseの連想でした。
・・・・・・
長々と書いてきましたが、八っつぁんに、
「なぁ~んでい【人のふんどしで相撲取るな】ってぇことだろう?」
と、一言で片付けられてしまいました。![]()