・・・・・・・っということで、
(八っつぁん)
どーしたんでぇ源さん。
近頃見かけなかったじゃねぇ~か
(源さん)
おうっ八っつぁん久しぶり。
ちぃ~っとばかりな、早馬に乗ってな、
なにわまで行ってきた。
(八っつぁん)
ああ、あの【のぞみ号】ってぇ早馬のことだな?
(源さん)
八っつぁんも案外隅に置けねぇ~な。
【Bullet Train】て昔は言っていたんだがな、
今じゃ【Shinkansen】で通じるからなぁ。
(八っつぁん)
よしてくれよその横文字。
しっかし、その早馬の技術をシナの連中が盗むのは許せねぇ~な。
・・・っで何しに行ってきたんだい?
(源さん)
オメェ~見かけによらず、難しい政治的なことをチラッとつぶやくなぁ。
まあ、仕事だな。
要するにClientとImportantなIssueについてDiscussionしてきたんだな。
(八っつぁん)
けっ!!
源さんのイヤらしいところだな、その言い回し。
(源さん)
八っつぁんと話しているとゼンゼン本題に到達しないな。
もう、端折って端折って言っちゃうがな。
なんで風呂具を書くかっていうことだがな・・・
(八っつぁん)
源さん、そりゃ端折りすぎだぜ。
(源さん)
いやね、とある大和の風呂具ぁ~~から言われたんだがな、
風呂具を書く人の根底にはな、
「寂しさ」があるんじゃねぇ~かってな。
(八っつぁん)
ってぇ~と、源さん寂しいのかい?
(源さん)
男がな、寂しいなんてことは口が腐っても言う言葉じゃねえことくらい八っつぁんでも分かるわな?
(八っつぁん)
そうだな、男は弱みを見せねえもんだ。
(源さん)
そうだろ?
ワシだってそんなことは言えねえ。
でもな、
こう考えたらどうだろうって思ったんだ。
(八っつぁん)
どう考ぇーたんでい?
(源さん)
普段、こうやって生活している範囲内で、自分とウマが合う人って、
そう沢山はいないよな。
(八っつぁん)
ふんふん
(源さん)
いくら友人がいたとしても、自分のホンネで語り合える友人って、そう多くはねえよな。
(八っつぁん)
ふんふん
(源さん)
そこで「寂しさ」ってぇ言葉が出るんだ。
(八っつぁん)
ふんふん
(源さん)
その寂しさって、言い換えれば「心の隙間」と表現してもいいかもな。
(八っつぁん)
んっ?
(源さん)
風呂具って、そういう隙間を埋めることの出来る、
あるいは埋めようとする気持ちを受け止める仮想空間かもしれないな。
(八っつぁん)
っじゃぁ~なにかい?
源さんが言おうとしていることは、
目の前にいるこのアッシじゃ物足りねえってことかい?
アッシじゃ物足りねぇーから、
そのなんだ?
仮想空間で寂しさを紛らわそうってすることなんかい?
それって、寂しいことなんじゃね~かい?
(源さん)
・・・・・