【アサッテの人】 | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、芥川賞シリーズ。

今回は、2007年第137回の諏訪哲史著【アサッテの人】

これは面白い。

諏訪 哲史
講談社
発売日:2007-07-21

アイデアの勝利。

芥川賞を狙うなら、このくらいの知恵を絞って欲しい。

小説中に小説を書いている作家自信が突然登場。

アサッテなる叔父のアサッテぶりを叔父が残したとされる日記と、自分が聞いたとする妻の叔父像。そして、自身の叔父解説。

イヤハヤ、奇想天外のこのアイデア。

参りました。

もちろん、作家自身がアサッテの人を目指しており、本人の言葉への(病的な)拘りを叔父をネタに読者に展示している。

言葉の持つ不自由さ、込められた常識の枠、使うことによって自縛に陥る宿命。

そこから脱するべくもがき苦しむさまは、とても説得力があるとともに、共感を覚える。