・・・・・・・っということで、小説には風景描写が不可欠だ。
描写の仕方でその作家の腕前が分かる。
風景描写は読者に、フィクションである作中の世界にいざなう役割を担っている。
それに、風景描写をすることによって登場人物の心情への理解を深めることが出来る。
例えば、「低く垂れ込めた雲」と表現しただけでは面白くない。
「にび色の」なんて付けると、ちょっとカッコ良くなる。
さらに、「牛の腸をぶちまけたような」なんて加えると、おどろおどろしい雰囲気が出てくる。
あまり良い例ではないが・・・。(^^ゞ
作家も、ここが腕の見せ所とばかりに、気合が入った描写をするのが常だ。
だが、これが過ぎると作家の力量の限界を見たような気分にさせられる。
絶妙のタイミングで、簡潔に書くこと・・・この辺の按配が難しい。
これが出来る作家は稀有である。
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これと関連して、いかにも「取材旅行をしましたよ」というのが分かる作品もちょっとイヤだ。
作家も商売である以上、作品を出し続ける宿命を背負う。
当然、生活圏だけではアイデアが枯渇する。
そして、取材旅行だ。
旅行先で、一生懸命メモを取る。
そして、そのメモをもとに作品の中に地名とか、風景とか、伝説とかを書き込む。
実際に見てきたのだから、作品にリアル感を与える。
分かりますその気持ち。
食っていかなくちゃなりませんからねー。
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以上、分かる人には分かる。
分からない人にも分かる。ヽ(;´ω`)ノ