孤島の住人 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ぼくは孤島の住人。

いくら沢山の人に取り巻かれていようとも、

笑顔で馬鹿話をしていようとも、

愛する人を抱きしめているときさえも、

ぼくはいつも一人っきり。

人に深く係われば係わるほど、ぼくの孤独の深さは増すばかり。

・・・・・・

そう、ぼくは孤島の住人。

毎日、ボトルにメッセージを封じて、海に投げ入れる。

毎日毎日、メッセージを書いてはボトルに蓋をする。

ボトルはビールを飲み干すごとに増えていく。

一日に何度も何度も投げ入れる。

・・・・・・

ボトルは海流に乗って、てんでバラバラに流れ去る。

その殆どは、海底に沈むか、岩に当たって砕け散る。

偶然ボトルを拾い上げて、メッセージを読む人もいるだろう。

でも、メッセージが伝わるとは限らない。

そのまま捨て去られ、紙に書かれたメッセージは滲んで判読不可能に。

無駄だと知っていても、ボトルをネットの海原に向かって放り込む。

そう、ぼくは孤島の住人。

・・・・・・

ある日、メッセージに共感した人から手紙が来る。

お互いに孤独を抱えた者同士。

短時間で二人の波長は共鳴し、そして増幅する。

理解できたと思ったその瞬間、新たなる孤独がぼくを襲う。

所詮孤独は孤独。

孤独に孤独を足したとしても、さらに孤独が深まるばかり。

理解したと思えた相手は、ぼくに向かってボトルを投げつける。

ボトルはぼくの額を割り、ぼくは黙って流れる赤い血を呆然と眺める。

・・・・・・

そう、ぼくは孤島の住人。


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