仮想バリア | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、、歳をとっていれば、常識的なことは何でも知っていると思われがちだ。


その年寄りど真ん中のぼくなんだけど、


オレって常識ないよなぁ~~


・・・っと思うことがたくさんある。


最近つくづく感じるのは、自分と他人を分ける境界線のことだ。


どういうことかというと、


だれでも自分の周りに仮想バリアを張っているものでしょう?


自分を中心に360度。


でも、その範囲は人によって違う。


かなり近くまで他人を受け入れる人は、フランクな人ですね。


それとは逆に、遠くまでバリアを張っていて、


なかなか他人をその中に入れない人。


ぼくは明らかに、後者なんですね。


自分でも自信を持って言えるのですが、


取っ付きにくい人間です


なかなか他人を受け入れない。


かなり遠くに検問を設け、


チェックが厳しい。


それは、自分が傷つきたくないからなんでしょうね。


自分が傷つくことを異常に恐れる。


・・・・・・・


でも、そういう人の弱点って、


一たび内側に入ってきた人に対して無警戒なんですね。


逆に、バリアの境界線が自分に近いフランクな人たちは、


一見、だれに対しても親密にしているようでも、


内側に入ってくる人に対しては、ものすごく厳しいんですね。


それは、一たび内側に入れたときは、


自分との距離がほとんどないからなんです。


・・・・・・・・


これって面白いことじゃないですか?


遠くにバリアを設定している人のほうが、安全策を取っているように見えますよね。


でも、実はそのバリアを突破してきた人に対しては、本当に無防備状態になってしまう。


それに比べ、フランクな人は、割と自分の近くに他人を近づけるが、


めったなことでは内側に入れない。


・・・・・・・・


どちらが、人生を生きる上で、優れた作戦かは一目瞭然でしょう?


そんな簡単なことを、この歳になって気付くのです。