・・・・・・・っということで、今回のエジプトでのデモ。
予想外の展開ですね。
ムバラクが大統領を辞任しなければ収まらないような事態に発展している。
チュニジアで起きた連鎖が、これほどになるなんて誰も予想していなかったでしょうね。
今回の展開は、いままでの政権転覆まで至るプロセスとはだいぶ違うような気がする。
誰もが指摘しているように、ネットが情報伝達に大きな役割を果たしている。
このブログでも以前指摘したが、ネットで伝わる情報というものはあまりにも早くて膨大なので、
誰もが「分かったつもり」になることが危険なのである。
要するに、自分で消化するまでの時間的猶予がなさ過ぎるのである。
次から次へ情報が入ってくるので、個人の情報処理能力が追い付かなくなるのである。
どうするかというと、「分かったつもり」で処理するしかなくなるのである。
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昔は、情報スピードが遅かった。
考える猶予があった。
考える猶予があるということは、間違いを犯すリスクが減るということである。
これ以外にネットの怖さは、誰が発信したのか分かりにくいことである。
それは、無責任な発信が多いということである。
もっと怖いのは、意図的に情報を操作する連中の存在だ。
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今回の一連の反政府デモには、グランドデザインがゼロだ。
政府を転覆したとして、それから先の見通しなんて何もない。
浮かれた民衆が、日ごろの不満を爆発させているだけだ。
その証拠に、デモには略奪行為がセットになっている。
店から品物を盗むことと、反政府運動の大儀とはどうやっても結びつかない。
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これは、とても危険なデモである。
ムバラクが次の大統領選に立候補しないというのなら、ここで矛を収めるべきだ。
ムバラク後のグランドデザインを話し合う時間が必要だ。
ところが、それは無理だろう。
店から品物を盗むよりずっとずっと怖い、「火事場泥棒」が控えている可能性がとても高いからだ。