・・・・・・・っということで、自分の頭で考えて初めて「分かる」というところまで行きましたね。
でも、自分が分かったと思っても、ホントーに分かっているの?と自らに問いかけることは、さらに大事なのです。
このシリーズの冒頭に戻って、太極拳の話をします。
ぼくの習った太極拳の中で一番簡単な24式でさえも奥が深いんです。
1年かけて習ったといいましたけれど、実はその後さらに1年、そのクラスは続いたんです。
ぼくはもう飽きちゃって、24式の型が全部出てきた時点で、通わなくなってしまいました。
24ヶ月もかけて同じことを繰り返すより、別のこと、
即ち、エアロビクスやステップに興味が移っていっちゃったんですね。
でも、太極拳は奥が深いことだけは分かるんです。
2年やっても、身に付かないでしょうね。
中国に行けば、公園で太極拳をやっている人々を見かけますね。
老人の中には、何十年もやっている人がいるはずです。
それでも、まだ奥義(?)は身に付かない。
やればやるほど、奥深さを思い知らされるのです。
太極拳をやった人は分かっていただけると思います。
・・・・・・
ご存知かも知れませんが、太極拳は武道なのです。
れっきとした武道で、受身と同時に攻撃の型も含まれているのです。
あのゆっくりした動きに惑わされてはいけません。
早く動くより、ゆっくり動く方がはるかに難しいのです。
体重移動や、手足の流れるような動きを繰り返すことによって、
相手から攻撃されたときに、何も考えなくても体が自然に動くまで練習する。
心が恐怖などから自由になって、無の境地に達するんですね。
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太極拳のことを書き出すと、長くなるので止めますが、
考える習慣というものも同じじゃないでしょうか。
あるときは、分かったような気になりますが、
さらに進むと、実は自分は何も知らなかったということに気づかされる。
そういうことって、あるでしょ?
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太極拳とエアロビクスを比べて書いちゃいましたが、
今の時代はエアロビクスのような時代なんですね。
どんどん、新しい変化に直面させられる。
しかも、スピードがものすごく早い。
太極拳はその対極にあるものとして書きました。
太極拳の方がエアロビクスより優れているという意図は全くありません。
どちらもとても楽しい。
ぼくが言いたかったのは、今の時代は太極拳のような要素も必要じゃないかということです。
じっくり時間をかけて、自分の頭で考える。
そういう訓練なり教育をして初めて、「分かる」と言えるんじゃないでしょうか。