防災ヘリコプター | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
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・・・・・・・っということで、埼玉県の防災ヘリコプターが落ちましたね。


皆さん、あまりご存じないと思いますが、ヘリコプターパイロットの死亡率というのはものすごく高いんです。


職業として、こんなに危険な商売は無いと思って差し支えありません。


今回は、知っている人はいませんでしたが、過去に実際に会って話したパイロットが何人も事故で亡くなっています。


例えば、某県警航空隊の機長とは何度も会って、酒を飲んだこともあります。


そもそも、ぼくにヘリコプターライセンスの実技試験を実施した超ベテランパイロットも(アメリカ人ですが、)、事故で亡くなりました。


乗り物としてのヘリコプター(回転翼機)は非常に操縦が難しい。


ホバリングといって空中に静止できなければ、操縦が始まらない。


分かりにくいかも知れませんが、操縦訓練の一番最初に一番難しい科目が来るのです。


それに比べて、飛行機(固定翼機)の操縦は、最初は難しくない。


変な話、スロットルを開いて滑走路を滑走していけばそのまま、フワリと浮かび上がる。


トリム(バランスのことね)を取っていれば、下手に操縦桿を操作しないほうが安定して飛ぶように出来ている。


でも、飛ぶ楽しさは断然ヘリコプターのほうが面白い。


・・・・・・


脱線してしまうので、元に戻すと、


ヘリコプター自体はそういう風に操縦は難しいけれど、乗り物として危険かというと、絶対そうじゃない。


逆に、飛行機より安全といえるかも知れない。


だけれど、どうしてこうもヘリコプターが墜落するのか?


それは、先程言った「空中停止」と、「低いところを飛べる」からなんです。


空中で停止するには、ものすごいエネルギーが要るんです。


そして、簡単に想像できると思いますが、不安定なんです。


エンジンの能力をいっぱい使って、しかも不安定。


さらに、今回のように高度が高いところだと、密度高度といって空気が薄くなる。


しかも夏は暑い。


気温が高くなると、空気の密度が薄くなるんです。


今回、もっと悪いことに、積乱雲が発生していたようなんです。


そういった条件でホバリングしなければならない。


人を吊り上げるために。


今回は当てはまらないかも知れませんが、もう一つヘリコプターは低いところを飛べるから、


電線や、木や建物などの障害物に衝突してしまうんです。


高い高度を、一定のスピードで飛ぶ限り、ヘリコプターはとても安全なんですがね。


・・・・・・


それと、今回消防の救助隊の隊員が3名亡くなった。


ものすごく残念です。


色々な消防航空隊へ行ったことがありますが、彼らの訓練は生半可じゃない。


日ごろから体を鍛えているので、彼らの筋肉はスゴイの一言。


覚悟はしていた危険な任務とはいえ、本当に残念です。