・・・・・・・っということで、アメリカ人にとって、どうしても理解できないこと。
それは、「自分達は嫌われているんじゃないか?」っということ。
アメリカ人は実に大らかです。
その大らかさの基本にあるのは、「自分達は好かれている」っという揺るぎない自信なのです。
彼らの立ち振る舞いを観察していると、実に無邪気だ。
何の疑いも持っていない。
彼らのライフスタイルは、最先端を進んでいるんだと。
世界中の皆は、ぼくらのようなスタイルに憧れているんだと。
そう信じて疑っていない。
それはかなり事実であると言わざるを得ない。
だから、アジアに旅行しているときなんか、
「多少ハメを外しても、大目に見てくれるだろう」という根性が丸見えになる。
アジアに限らず、どの国に行ってもである。
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ぼくは、この彼らの無邪気さを愛する。
そう来なくっちゃアメリカ人じゃネーだろう?・・・って。
ところが、「俺達ってホントーは嫌われているんじゃないか?」って事件が立て続けに起きた。
イラク戦争においてである。
アフガン戦争においてである。
沖縄の基地問題である。
リーマンショックを代表とするアメリカ発の一連の金融危機である。
オイル流出事故である。
地球温暖化に対する緩慢な態度である。
イスラエルに対する過度な肩入れである。
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いくら鈍感なアメリカ人でも、自信が揺らいできている。
ぼくが危惧するのは、いままで好かれていたと信じてきたからこそ、余計にたちが悪くなるんじゃないかって。
要するに駄々っ子のような反応をアメリカがするんじゃないかって。
そこんところを心配しているんです。
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アフガニスタンで、イラクで、無闇に発砲する米兵を見て、
そんな風な危うさを感じるのです。