酒にまつわる話 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、近頃アルコールが入らないとブログの調子がでない。


以前は、朝が頭の回転が一番いいので、通勤電車で時間つぶしも兼ねて書くことが多かった。


でも最近は、何を書こうか暫く思いつかないことが多い。


今朝もそんな、調子の出ない日である。


そんなこんなも、アルコールが原因だろう。


実は、19歳過ぎるまで、ぼくは一滴も酒を飲んだことがなかった。


せいぜい梅酒とか、酒粕くらいだった。


そんなぼくが大学に入学したその日、上級生達による別の「入学式」が開かれた。


その大学の伝統で、式に出席しない選択肢は新入生にはなかった。


その式にはいくつかのシキタリがあり、先ず新入生は大声で自己紹介させられる。


その前に、どんぶり一杯の日本酒を一気に飲み干さなければならない。


途中で息を継ぐと、最初からやり直させられる。


声が小さかったりすると、またやり直しだ。


そして、そのあと、ビールやらウィスキーやらを散々飲まされ、上級生の肴になる。


そんな飲み方をすると、当然の帰結として、vomitする。


同期生達は次々とこの洗礼を受け、見事にパスしていった。


中には、上級生のひざの上にvomitするヤツもいる。


上級生は怒るどころか、よくやったとばかりに、膝に突っ伏したヤツの頭をなでたりする。


・・・・・・・っで、ぼくの挨拶の番になった。


なみなみと日本酒が注がれたどんぶりを差し出された。


こともあろうに、ぼくはそれを断ったのである。


長い伝統のあるその大学で、最初にして最後、とんでもない不埒な新入生が現れたのである。


場の空気が凍りついたことを覚えている。


そんなことは想定外だったのである。


・・・・・・っと、そのとき最上級生の青木さん(今でも覚えている)が、


「マア、いいじゃないか。自己紹介だけで勘弁してやろうじゃないか。」と言ってくれたのである。


青木さんは、顔色の悪い、それほど背も高くはない痩せた男であった。


喧嘩に強そうではなかった。


でも、皆から一目置かれているのである。


後で気付いたのだが、人格者なのである。


・・・・・・


結局、ぼくは酔わずに儀式を終えた。


当然、洗礼を受けなかったので、仲間はずれであった。


その後遺症は在学中、ずっと続いたような気がする。


・・・・・・


だが、青木さんからは酒の飲み方を、一から教えてもらった。


そして、1ヵ月後、酒を飲みに行こうと青木さんにせがむぼくがそこにいた。