地図に残る仕事(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、つづきです。


自分が関係した施設を使ったり、近くに見えたりすると興奮します。


中にはぼくが責任者として、実際に作ったものもあります。


「これはオレが作ったんだぞ」とか、「このビルにはオレが入れた設備があるんだぞ」


なんて、ついつい大声で自慢してしまいます。


銀座にもいくつかそういうのがあって、近くを通るたびに言うものだから、


「オヤジまた始まったよ」と、家族から冷たい目で見られてしまうのですが。


・・・・・っと前回の続きですが、大きな施設の一部を自分が作って、


その完成した写真を見られないなんてこと、寂しすぎます。


職人や技術者達は、回ってきた図面どおりに加工して、製品の一部として送り出します。


その出来上がった製品に対して、彼らは誇りを持っているわけで、


どこに使われようが本当は関係ないのかもしれません。


でも、地図に残る仕事の一部をしているのに、


それが、結構有名な構造物なのに、


関係した本人が全く知らないのは問題です。


あってはならないことなのです。


仕事というものは、そんなにドライなものじゃないのです。


もっともっとウエットな感情がこもっているのです。


・・・・・・


ぼくが送った完成写真はそういう意味で喜ばれたのです。


もしかすると、ぼくの送った写真が、名も知らない職人の自宅の壁に飾られていないとも限らない。


そのオヤジは、写真を見ながら酒を飲みつつ、


家族に「これはオレが作ったんだぞ」と、自慢しているかも知れないのである。