男女の愛(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、男女の愛についてである。


二組の夫婦が、ジンライムを飲みながら会話している。


テーマは「愛」だ。


一人は医者で離婚歴があり、別れた元妻に子供の養育費を払い続けている。


医者の妻も離婚歴がある。


彼女が、元夫の暴力のことを話し始める、


その元夫は暴力を振るいながら、「愛している」と叫び続けていたのだが、これって愛なのだろうかと問いかける。


医者である夫は、そんなものは愛ではないと断言する。



もう一組の夫婦は結婚1年半で、人前でもアツアツ振りを見せ付けるのを隠さない。


結局、暴力を振るった元夫は逃げた妻に未練を残して自殺してしまうのだが、


ヤッパリ元夫は自分のことを愛していた(そして自分は彼を愛していた)と妻は言う。


そのことで、医者は機嫌が悪くなる。


だんだん酔ってきた医者は、自分が扱った患者の話をしだす。


交通事故に遭い、二人とも瀕死の重傷を負った老夫婦の話である。


包帯ぐるぐる巻きでベッドに固定されたその夫が、塞ぎこんでしまい病気もなかなか回復しないという。


医者がなぜそうなのかと聞くと、同じ状態の妻を見ることができないという理由だったというのだ。


そのまま、会話は途切れ、夕暮れで暗くなっているのに、誰も明かりをつけようとしなかった。


・・・・・っというのが、昨日読んだレイモンド・カーバーが書いた【What we talk about When we talk about Love】という短編のあらすじである。


・・・・・・・


これには考えさせられた。


要するに:


医者は別れた元妻を憎んでいる。(でも昔は愛していた)


その妻は、暴力を振るう元夫を、愛していたのか今でも分からない。(でも愛している)


もう一組の夫婦は、現在も愛の真っ只中。(でも、その愛が続くか自信を持てない)


大怪我をした老夫婦は、本当の愛で結ばれている。(でも、結婚当初の愛とは変容した愛で)


っという、プロットなんです。


・・・・・どうです?


上手いでしょう?