居場所について | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今朝電車で赤と白のボーダーシャツにデニムの上着、


髪の毛を金髪に染めて膨らませている若者を見かけた。


赤い鼻を付けると、そのまま典型的なピエロの姿になる。


学生だろうが、この時間、アルバイトに行くか、友達と遊びに行くところだろう。


ぼくには異様なスタイルに見えた。


むしろ、滑稽なと言ったほうがいいかもしれない。


こういう若者も、髪を短くカットし、ネクタイにスーツを着せれば、


ちゃんとしたサラリーマンに変身するのだろう。


本人はカッコイイと思っているのだろうが、気が知れないと思った。


見た瞬間は、そう思った。


・・・・・・


だが、よくよく考えてみた。


こういう奇抜なファッション(?)がスンナリと受け入れてくれる仲間が、彼にはいるのだろう。


その仲間も、彼に負けず劣らず、変チクリンな格好をしているのだろう。


彼だって、好き好んでそんなピエロの姿をしていないかも知れない。


・・・・・・


そうなんです、彼は彼自身の【居場所】を見つけたんです。


そういう格好をすることは、仲間になるためのパスポートみたいなものなんです。


そうすることによって、彼のアイデンティティーを社会において確立できるのです。


・・・・・・


『引きこもり』は、簡単に言えば、【社会における居場所】を見つけられないことでしょう?


社会に居場所が見つからないものだから、最後の居場所である家庭に閉じこもる現象でしょう?


ピエロのような妙チクリンな格好をしても、家庭の外に【居場所】を見つけられることは、幸運なのです。


なにも、ぼくのような大人が彼を見て、眉をひそめるようなことではないのです。


・・・・・・


そーんなことに、だんだん考えがまとまってきた。


・・・っで、そこまで考えたら、自分のことを考えざるを得なくなった。


そうです、自分の【居場所】のことを。


ぼくは、一応ネクタイに背広を着て、典型的なサラリーマンスタイル。


どこから見てもサラリーマン。


もちろん、彼のような奇抜な格好はしていない。


でも、そういうスタイルをすることによって、自分の【居場所】を確保しているのだろう。


彼と同じじゃないか?


・・・・・・


じゃあ、その居場所は本当に自分の居場所なのだろうか?


自分が欲している居場所なのだろうか?


本当に?


この居場所は居心地がいいかもしれないが、自分の居るべき居場所なのだろうか?


そして、この居場所を失ったとき、自分の居場所は他にあるのだろうか?


・・・・・・


ピエロのような格好をした青年を見てから、こんなことを考えてしまいました。