花火の思い出 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、花火の思い出。


また昔々の話である。


私は、晩婚であった。


30歳を過ぎると、周りがうるさくなった。(文字通りのウルサイの意味です。)


オヤジの関係やら、会社の関係やらで、やたらお見合いの話が来た。


結局、十数回お見合いをした。

それだけお見合いすると、慣れてくる。


・・・・・・・・おっと、書こうと思っていたことから、途中からズレていく。

最近、こういうパターンが多いな。


エ~っと・・・・・・・、


その人とは、新宿でお見合いした。


とてもいい人だったけれど、結婚相手としては、ピンとくるものがなかった。


ワンパターンの高級フランス料理を食べた後、そのまま別れても良かった。

でも、その日は多摩川は登戸の花火大会であった。


・・・・・っで、誘ってみた。


お見合いに、花火見物である。


登戸駅で降りて、ごみ捨て場からダンボールを拾って、自動販売機で缶ビールを買った。


それを持って、河原にダンボールを敷いて場所を確保した。


本当に花火が、真上で炸裂した。


腹にドーンと響いた。


いままでの人生で、あのときのほど間近に花火を鑑賞したことはなかった。


当然、彼女は着飾っていた。


お見合いだから。


それが、河原でダンボールを敷き、缶ビールを片手に二人で飲みながら、空を仰いだ。


・・・・・・・・・・・・・・


ホントーにいい子だった。


間違いなく、その後は良い人を見つけて結婚したに違いない。


でも、あのときのお見合いは、彼女も絶対に忘れていないだろう。


あまりにユニークな、思い出だから。


・・・・・・・・・・・・・・・・


私はなにを言いたかったか?


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