The Leader of the Band | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、どうにか回復した。
少し、咳は出るが。


・・・・・・っで、不思議な経験をした。


皆さんはご存知かどうか分かりませんが、「The Leader of the Band」という曲。

何気なしにこのメロディーを鼻歌で歌っていた。


何十年も前にラジオで流れていた曲で、本当のところ題名も歌手も知らなかった。
なぜか、それこそ何十年ぶりに、ひとりでに鼻歌を歌っていたので突然気になった。
なんていう曲だろうとインターネットで調べてみた。
便利な時代である。


手がかりは、最後のフレーズの・・・・・・the Leader of the Bandだけだった。
それを打ち込んだら、一発でヒットした。

Dan Fogelbergというアメリカの歌手で、1981年のThe Innocent Ageというアルバムに収められている曲である

ことが分かった。
題名もそのものズバリ「The Leader of the Band」。

http://www.youtube.com/watch?v=cy3GHCy49Dw


そうか、あの曲がラジオで流れていたのは、26年も前のことか。


・・・・・・っと、何気なしにDaniel Grayling FogelbergをWikipediaで辿っていったら、最近死亡したと出

ていた。
日付を見ると、2007年12月16日とある。
たった6日前だ。
死因は前立腺癌とのこと。
56歳という若さだ。


私は霊感が強いとは全く言えないのだが、とても不思議な気分だ。
千の風に乗ってきたかどうか知らないが、アメリカのメイン州から極東の私のところに、彼の魂が漂ってきた

と考えるしかない。


歌の最後の部分はこうだ:


I’m just a living legacy
To the leader of the band


ちょっと解説がいると思うが、歌詞全体は彼の人生とかなり重なっていると思われる。
親父さんがミュージシャンだったらしく、自分はその親父の曲とスピリットを尊敬している。
そして、自分は同じ音楽家の道を歩いているが、親父を乗り越えられない・・・・・っという背景であろう。


しかし、もう彼はliving legacyではない。
少なくとも、極東の一老人にとって、彼は親父を超えたと思うし、彼の曲は私の心に生き続けている。