プロのナレーターの篠原さなえさんのナレーションゼミ-「発声・滑舌・無声化」セミナーに参加してきました!
きっかけは、今年の初めにはっきりと話すことに重点を置こうと思い、ネットで調べたところ、篠原さなえさんにあたりました。そこで、ナレーションゼミがあることを知り、すぐに予約して今回の参加となったのです。
参加者は約20名ほど。ほとんどの人がしゃべることを職業としているプロの方か、それを目指している方々。ぼくのようにアマチュアが発声をよくするために参加している人はあまりいなかったような気がしました。しかし、今回参加して非常に勉強になりました。
実は、最近、健康に気を遣うようになり、1年半前にアルコールをやめ、最近では玄米、全粒粉に主食を変え、そのほかにもいろいろと習慣を変えていきました。
また、身体が年々固くなっていくので、ストレッチポールを買ってやったり、去年は筋膜はがしもやりました。
とにかく身体が固くなってくると、動かせない部分が増えてくる。さらに動かさなくなる。こうなると悪循環です。さらに長年の姿勢の悪さが健康にも非常に悪い影響を及ぼしている。姿勢が悪く、肩が巻き肩になっていたり、首が前に傾いていたりすると骨盤にまで悪影響を及ぼし、太ももの裏が突っ張ってきて、ますます姿勢が悪くなる。
そんなことをやっている中での今回のセミナー受講でした。
で、今回新たにわかったことは、恐ろしいことですが、極端に言うと、発声が悪いと姿勢が悪くなって健康にも害を及ぼすということです。いろいろ健康法がありますが、食事療法、ストレッチング、運動といろいろありますが、絶対に外せないのが発声法!特に舌力の強化!今回セミナーに出るまで発声法が、これほど重要なこととは全く認識していませんでしたよ。
それに日本語の発声法は学校でも教えてもらえない。というか、英語の発音は学びますが、日本語の発声法は全く学ばない!本当に悪いけど、英語の発音はどうでもいい!!日本語の発声法を学ぶほうが非常に重要だと思いました!!!まあ、たぶん日本語の発声法を勉強させろ!なんて言うと「日本人なら日本語を発声できて、当たり前だし、実際に通じているし不都合はない!」と言われそうですが、あえてそうした常識を疑ってみる!ちゃんと日本語の発声できていますか~?
まあ、ともかく、発声の悪さはいろいろな原因がありますが、まずは舌力がないことが多いようです。実際、ぼく自身も舌力がありませんでした。
舌力がないとどうなるか。舌がだらーんと下顎に拡がります。本来、舌は上あごにつかないといけない。そして舌力がないので、舌がうまく使えず日本語の発声がうまくできなくなるばかりではなく、顎も弱くなり、舌や顎の力で顎が支えられなくなる。
支えられなくなるとどうなるかというと、実際に頭が前のほうに垂れてくる。そうすると、姿勢が前方に向くようになり、背骨のS字が保持できなくなり、骨盤にも悪影響を及ぼしていく。そういう風に舌の力が弱くなることで身体のバランスが悪くなっていくのです。
反対に舌力をつけると、顎回りの筋肉も鍛えられ、頭をしっかりと支えられるようになる。そうすると背中もS字カーブを描けるようになり、骨盤が正しい位置にくる。そうすると足も正しい位置に来て、身体のゆがみが解消されていく。もちろん歪んでしまった骨格はこれだけでは改善しないので、矯正が必要です。しかし、少なくとも今以上に悪くなることはないです。反対になにも対策をしないと悪くなる一方になる可能性がある。
「姿勢を直すな!舌力をつけよ!」とさえ言われる医者もいるそうです。
ということで、舌力。とても重要です。篠原さんの最新の本も「舌力」のつくり方。実際にトレーニング方法も書かれているので、現代人必須の書物です!
それから今回、できなかったのは腹式呼吸。
わかってはいるけど、できない!これができないとやはり健康にも問題がでてきます。胸式呼吸をしていると、どこかに力が入って無理をします。今回も呼吸法で指摘していただき、それは実感しました。どこかに変な力が入っています。で、呼吸時にほとんど全くと言っていいほど横隔膜を利用していない。
最後に気になったのは、発声は子どもにも影響するということです。親が正しい発声をしていなければ、子供もそれでいいと思って正しい発声ができなくなる。
そういえば、フランスに行ったとき、こどものフランス語の発音が悪い時、お父さんが何度も何度も発音を矯正していたことを思い出します。フランス語は日本語と比べると発音も複雑で、音節も多い。母音の発音を間違えると伝わらないですから。
反面、日本語は発音も音節も少なく、同音異義語が多い。さらには相手を思いやる習慣があるので、発音が悪くてもなにを言おうとしているのか相手が考えてくれます。そうすると間違った発音のままだと治すきっかけも生まれない。さらに間違った発音のままだと姿勢も悪くなり、不健康にもなってしまう。もしかしたら、日本人の健康寿命が短いのは日本語の発音が影響しているのかもしれないという仮説さえできるのではないかと思います。
ということで、今日は篠原さなえさんのセミナーに参加して非常に勉強になりました。早速発声法について、教えてもらったことを練習していきたいと思います。
発声法についての詳しいことは篠原さんの本に書かれています。また本だけでなくこうしてセミナーに出るとよりわかりやすい。一度では取得できないと思うので、自宅で練習して定期的にセミナーに参加できたらいいかなと思います。
篠原さなえさんの本です。
「魅せる声」のつくり方 (ブルーバックス)
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