三井不動産は複合施設「東京ミッドタウン」(東京・港)の商業施設を改装し、全店の約3割を入れ替える。都心への人口回帰に伴って親子連れ客が増えており、家族向けの衣料・雑貨店を導入する。近隣では森ビルが運営する「六本木ヒルズ」も2割近い店舗を改装。都心の商業施設の競争激化に対応する。
4月25日までに42店が新規出店・改装する。2007年の開業以来初の大規模改装となる。米国発の高級衣料品セレクトショップ「ロンハーマン」やワールドの新業態「JET六本木」は子供服売り場も併設。親子で利用できる衣料・雑貨店を10店前後そろえる。改装後の年商は11年度に比べ1割増の250億円を目指す。
都心では昨春に東京スカイツリータウンや渋谷ヒカリエなどが相次ぎ開業。業界推計では12年末時点の都内の商業施設の店舗面積は09年末より2割近く増えた。