【コミュニケーションで失敗する一番の理由】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

 

昨日、とある駅の近くで、

2〜3歳くらいの男の子が乗っていた

自転車が目の前で倒れるという場面に

でくわした。

 

自転車の前に子供を乗せる椅子が

ありますよね。

母親は買い物に行って、男の子が

その椅子に乗ったまま待っていた。

 

その自転車が突然倒れてしまった。

 

たまたまそばにいた男性と、女性が

自転車を起こし、男の子の様子を気づかう。

幸い、無傷だった。

 

そこにちょうど買い物を終えた母親が

現れて、男の子に向かって言う。

 

『ちょっと、何やってるの?もー!』

 

男の子が、

知らない人に助けられているのを見て

慌ててしまったのだろうか。

 

そんな口調と表情だった。

 

『その前に、子供がどんな状態になって

いたか考えろよ。』

 

僕は心の中で、そうつぶやいていた。

助けてくれた人へのお礼もそっけなく

無愛想で、無礼な感じがして、

かなり不愉快だった。

 

少し歩き、信号待ちをしている時に

自分の顔に力が入っていることに気づき、

強いストレスを感じていると自覚した。

 

母親の男の子に対する最初の一言が

気に入らなかった。

状況を考えろよ・・・

 

そこから

冷静になろうと大きく深呼吸しながら

ふと思った。

 

相手の状況も理解しようとせずに

思ったことをポロっと言ってしまい、

失敗することってあるよなぁ、と。

 

でも最近、そういうことをまったく

意識した記憶がない・・・

 

自分で気づかないうちに

なんかやらかしてしまったことが

あるんじゃないか?

 

今度はそんなことを考え

そわそわしはじめた。

 

男の子の母親のように、

つい反応的な言動をしてしまい、

相手の状況を理解しようともしていない。

無自覚にやってしまっていないだろうか。

そんなことを積み重ねていないだろうか。

 

コミュニケーションで

最もやってしまいがちな失敗の1つ

だと思う。

基本的な準備ですよね。

 

本当に、しばらくの間、

そんなことを考えるのも忘れていた。

 

この出来事を通して、改めて

しっかり胸に刻んでおこう。

 

そう思えた時、

母親の態度が気に入らない

イライラループからやっと抜け出せた。