【半沢直樹の決めセリフと日本国憲法】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

 

安倍総理の体調不良で、

いろんな憶測が報道されているけど

 

憲法9条改正はどうなるのか?

 

そんなコメントも見聞きする。

 

そこでふと思い出したのが、

今、旬の

 

やられたらやり返す

倍返しだ!

 

というおなじみのフレーズ。

 

これを使って憲法9条を説明すると、

 

「やられても、やり返しません。

 やられっ放しだ!」

 

といったところだろうか。

 

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武力による威嚇又は武力の行使は、

国際紛争を解決する手段としては、

永久にこれを放棄する。

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これが9条。、

ミサイルぶち込まれても、

やり返しません、日本は報復しません

ってことを、明言しているわけですよね。

 

昔は日本が再び外国によって

武力攻撃を受ける危機感というのは、

あまりなかったのかもしれない。

 

でも今は違う。

チャイナや朝鮮半島といった、

お隣さんは核を保有し、

危険な行動を平然とやってくることは

今の日本人も経験している事実。

 

ちょうど1年くらい前は、

北朝鮮が毎週のようにミサイル発射

してましたよね。

 

 

こっちが戦争放棄したからって

相手が攻撃してこないことにはならない。

チャイナが武力で威嚇しながら

領土を侵略しにきたらどうするの?

 

在日米軍がいなかったら

沖縄なんか、とっくに中国に侵略

されていたかもしれない。

 

チャイナには、

日本全土をピンポイントで攻撃できる

数百発の長距離巡行ミサイルもある。

 

ちょっと古い記事で、一部状況が

変わっている部分もあるけど

↓ここの説明がわかりやすい。

マスコミが言わない次の日本

 

以上が事実ベースの話。

 

この状況で、

「やられても、やり返さない。

 やられっ放しだ!」

と公言しているのが憲法9条。

 

しかもこれは、

日本人が作った条文ではないし。

 

戦争放棄とは、

日本という国家や日本人のために

設けられたのではなく、

日本が二度と自分たちの脅威に

ならないようにするために

外国人がつくった条文だ。

 

 

それを貫き

 

「やられても、やられっ放しだ!

 平和憲法です!」

 

と私たち日本人は言い続けるのか?

 

自衛権という非現実的な

言葉を信じている人は、

もし自衛しきれなかったら

どうなるのかを考えているのだろうか。

 

とはいえ、憲法9条の改正は

「やられたら、やり返す」を可能にする

ためのものではない。ここが重要。

 

戦争を起こしたり、報復できるようにする

ことが目的ではなく、

 

「やれるもんならやってみろ。

 百倍返しだ!」

 

 

これを可能にするためのもの。

 

相手に手を出させないようにする

ってこと。

 

攻撃されなければ、

自衛する必要も、やり返す必要もない。

 

孫氏の兵法にある

「戦わずして勝つ」という言葉。

そんなイメージ。

 

その状況を保てるようにすることと、

戦争放棄と自衛権で頑張るのと、

どっちを選ぶべきか?

 

まず自衛隊という名前をやめて

「軍」にしないといけない。

 

どうなんだろう?

憲法9条の改正の必要性が分かる

国民の方が多いと思うんだけど。

 

何のための憲法改正なのか?

これをちゃんとメディアが報じて

くれれば、反対する国民は少ないと

思うんだけどなぁ。

 

 

このことを考えるともう1つ思い出すのが

平成の天皇だった今の上皇さま。

 

憲法を重視されるお言葉を

何度も見聞きしてきた。

特に平和ということについて。

 

だから

上皇さまは、おそらく憲法改正を

お望みではなかったのだろう。

 

しかし憲法が改正されれば、

天皇陛下はそれを国民に公布する

という役割がある。

 

それを避けるために

生前退位されたのではないだろうか。

 

今でも、そんなことを思い出すのです。