【成果主義の落とし穴?】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

 インセティブ制度がある企業ってのはたくさんあると思います。僕の会社もありますが、物事には必ず良い面と悪い面があり、嬉しかったり悩ましかったり様々です。まぁそもそも全ての人間が同じように満足できるものなんてありませんから、最終的には個人の捉え方にもよりますよね。

 インセンティブに関していえば、全員が同じ役割と条件であり、その中で結果を出した個人の報酬が増えるというのは合理的だ。成果主義による会社の業績改善と従業員のモチベーション・満足度にも繋がることあるだろう。

 でも従業員数がそこそこの中小企業や1人1人が異なる役割を持っているチームワークが重要な企業・業態の場合、逆のことが起こるリスクもある。

 それぞれが異なる役割を務めることで業績が成り立っているのに、ある役割をしているある個人へより多くの報酬が与えらるのでは、努力が平等に報われているとはいえない。そんな不満がチームのムードをぶち壊すことだってありえる。
 
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 じゃぁ成果報酬が良いか悪いかってことじゃなくて、報酬は大事だけど成果主義の落とし穴というのは、それが一番になってしまうようなことが起こることかなぁって気がした。なぜかというと成果主義自体がそれを助長する仕組みだから。

 実際そういう例や企業を僕自身もけっこう知っているから、それを思いだしたんですね。結局ね、お金で満足感を得る従業員は、お金で不満を持つし、お金でやる気になる従業員はお金で去っていくし。やり方を間違うとそういう人間が増えていくことを加速するんですね。報酬で自分を評価してくれるところへどんどん人は流出する。
 実際そこに左右されている人ってのは、目の前にぶら下がったニンジンで自分が動いていることにも気づかないかも知れない。

 そこで働く社員は、どうすれば業績があがり、それによって何が起こるのかは分かるようになる。成果主義で業績は上がると思っている経営者にとってはそれで十分かも知れない。
 だけど社員にとってもっと大事というか、根源的なものというのは『あなたは何のためにそれをしているの?』『どうしてそれをやらなきゃいけないの?』という意識を強く持っているかどうかだよね。お金という偽物の原動力はその意識を低下させるでしょ。

 いやいや、お金も立派な原動力だし、それが働くことの目的の1つじゃない?っていう人もいるでしょう。
 それは否定しませんよ。だけどそれが一番ではないよねって話。会社もそれが社員の一番の原動力だと思ったらいけないし、それで社員のやる気を引き出そうとしたら辞めてく人が増えるじゃない?ってこと。特にチームワークが重要な業態や中小企業ね。

 人ってのは、お金になるとかならないとか、そういったことを超越した原動力を誰しもが持っているはずだと僕は思う。必要なのはそこでしょ。
 はたからみれば、『なんためにそんなこと続けているの?』と思われるようなことでも、気にせずに一生懸命やり続けているようなことだ。よく価値観なんて言葉に言い換えられたりすけど。
 
 
 成果主義にコントロールされると、それが希薄になってしまう可能性はないかなぁって思うわけ。でもですね、それに付随する制度に不満をもったり、社会や会社に腹を立てるなんて無駄なエネルギーを使うのは嫌です。それも実はお金という原動力にコントロールされている1つの証拠だからね。


 結論として思ったのは、そいういう制度や会社ってのは問題ではなくて、やっぱり自分の意識だってこと。『なんのためにやっている』『なぜそれをやらなきゃいけない』といった意識を高めるためにエネルギーを使いたい。
 勉強し、理解し、自分がやるべきこと、進むべき道を見つけて進めばいい。社会や会社に不満を持ったところで、結局は自分にその意識が欠けていることが原因なんだから、どこで働いたって一緒でしょ。
 
 これをやれば、こういう結果がでて、自分にこいうことが起こる、ってことを考えたり説明できることは、あまり意味がない。成果をだすために作られたロボットじゃないんだから。
 そうではなくてそれを『なんのためにやっているのか?』という根源的な目的意識を自らが濃いものにしていくこと。自分が持つその意識を1つの制度や会社、社会が薄めることは拒否しなくてはいけない。

 じゃぁそのためにはどうすればいいかっていったら、やっぱり自分で勉強し理解し、道を見つけることしかないんじゃないかなぁ。
 って考えると、『あ、自分はコントロールされていたかも』って気がして、勉強したくてムズムズしてきません?笑


 本当は成果主義に対して、年功序列はどうなのか?って話だったんだけど、長くなったので今回はここまで。