【批判は何も生み出さない】 | Live with Max.

Live with Max.

世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

先週、TDK時代のエピソード
ということで、ある先輩の話を
書いたが、親しい友人からメッ
セージをもらったので、そこか
ら感じたことを続編的に書いて
みたいと思います。


僕程度の経験しかしていない人
間がこんなことを書くとかなり
異論もいただきそうだが、恐れ
ずに思い切って書いてみよう。


******************************


『その先輩はもっとビシッと
言って教えてやらなきゃいけな
かったんじゃない?』


『その先輩は、ただ叱れない
だけだったんじゃない?』

*******************************

とういうメッセージだ。



真実はどうだったかは分からな
いが、確かにそう捉えることも
できるだろう。


それで組織が良くなるのであれ
ば決して間違いとは言えなくも
ない。


ただ、それで良くなるのだとし
たら、既に個々の信頼関係がし
っかりと出来上がっている状態
でが前提だろう。



だから組織を作るということは
個人と個人の関係性を重視する
ことが何よりも大切だと思う。


それは、相手の気持ち知ろうと
することであり、相手の立場に
立つことを意識して行うこと。



『自分はこんなに頑張っている
のに、あんな上司じゃ会社は良
くなならない。』


『自分で何でもしっかり出来て
いると勘違いしている部下に足
を引っ張られている』


上司と部下が互いに相手を指差
し『ダメな奴』扱いをしている
ような組織は居心地が悪すぎる
だろう。


信頼関係無しに、相手が物事を
どう受け止めるのかを変えるこ
とは出来ない。受け止め方は相
手に任せる。


だから上位者は例え部下から、
理不尽な言動を突きつけられて
も、そのことを非難したり、責
めたりしない。


褒めたり叱る前に、部下がいか
なる状態や考え方であっても、
否定せずにまずはそれを受け止
める努力をする。


自分が本当に思ったことを言葉
にしただけなのに裏読みされた
としても、相手を責めたりしな
い。


そんな誠実な姿勢を持ちたい。


しかしそんなことを言うと上司
という肩書きを持っている人か
ら、


『こっちが辛抱して部下は自分
勝手なままにしておいてもいい
わけないだろ』


という声が聞こえてきそうだ。


ごもっともである。


だが残念ながら、かつての僕の
ような人間がいたとしたら、自
責の考えを求めるのは難し過ぎ
る。


自責が出来る部下と、出来ない
部下への接し方は、まるっきり
変えなくてはうまくいかないと
僕は思う。


自尊心の高い部下ならば、褒め
ようが叱ろうが、それを受け止
め自分から成長しようとするだ
ろうが、上位者の批判を得意に
なってする人は、行為や態度を
指摘しただけでも、自分を否定
されたように受け取ってしまい、

『あんな人に言われたくない』

『正しいことを言ってもあの人
には説得力がない。』

などとすぐに反発を与えてしま
う。



そうそう!
そういう自尊心の低い部下がい
て困ってる!


そう思った方はちょっと考え
てもらいたい。


それでも相手を責めたりは出来
ない場合もあると僕は思う。


信頼関係がなければ、どんなに
相手を思ったり、全体のことを
考えた言葉を発してもそれを裏
読みされてしまうのは、仕方な
いことだと捉えることはできな
いだろうか。



なぜそのように思うのかという
と、

TDK時代の僕は、直属の上司の
いうことにはいつも素直に返事
をしていたからだ(はずだ)。


だが、他部署の上位者にとやか
く言われると、不満を感じるば
かりだった。例え自分が間違っ
ていてもだ。


20代後半の僕が、ある時は、
自分の仕事の進め方を無理やり
変えさせようとした、当時の社
長に逆ギレをかましたこともあ
る。


だが同じことを直属の上司に言
われたとしたら、決してそんな
ことはなかったと断言できる。


上司の方は、僕を信頼している
とまではいってなかったと思う
が、僕はその上司を信頼してい
たからだ。


さぞ扱いづらい部下だったと思
うが、大概のことは僕の主体性
に任せてくれて、適時程よくチェ
ックをしてくる程度だった。


だから、その上司からの何か指
摘や注意をされたときは、

『ヤバい、注意されてしまった!』

と、とても焦るほどだった。
その上司からの信用を無くすこ
とは、僕にとって、あってはな
らないことで、何とか取り返そう
と必死な思いになることも多かっ
た。


その上司は当時の『内海の扱い方』
に関しては、最も知り尽くしてい
た。



今思えば、信頼というものがある
か無いがこれ程までに大きな違い
があるということを身にしみて感
じるのです。




ここまでは、上位者の立場での話
であるが、逆に僕のような、上司
や会社に不満をぶちまけていた若
手の人間はどうあるべきなのか。



先週のブログでも書いたが、そん
なことをして会社や組織が良くな
ることは何もなかったし、僕自身
が得られたものも何もなかった。


いや、あるとすればただの自己満
足だ。



『あんな奴に言われたくない』


『あんな人間が課長じゃダメだろう』



僕はそう思い、陰で批判をしてた。


だがそれはその場限りの自己満足
しか生み出さなかった。自分こそ
が頑張って努力していているとア
ピールしたいがために、上位者の
言動を批判しているだけだった。



そんな今の僕が思うこと。


批判や陰口を言ったところで、
組織は良くならない。


アピールすべきは、その上位者が
見落としている部分や、不足して
いること、困っていることはない
か、何を重視しているかを察して、


『こっそり助けること』


陰で批判するのではなく、陰で
手伝ってあげられることはない
かを探すことだ。


『今でも十分陰でフォローして
あげてるよ』


そうやってすぐにまた『自分は』
と考えてしまう人は気をつけた方
がいい。独りよがりが続いている
状態かもしれない。


そうやってささやかなアピール
を繰り返しておく。そうしてお
いてから、自分の意見を少し控
えめに述べてみる。



これは上司の機嫌をとって自分
を認めてもらう方法ではない。



不平・不満を言わず、陰でフォ
ローを続ける人は、縦からも横
からも信頼され、組織にとって
なくてはならない貴重な存在に
なっていく。


僕は実際にそんな現実を見てき
た。フォロワーシップという言
葉があるが、まさにその通りだ
った。



一方は、批判ばかりを繰り返し
何も生み出さない。


一方は、良好な人間関係を築き、
組織へ多大な貢献をする。


どちらを選ぶべきか。



今となっては無いものねだりに
なってしまうが、このフォローワー
シップという考え方を、生意気だ
った20代の頃に知ることが出来
ていたらなぁとは思う。


いや、どうだろうか。
そういう考え方を受け入れること
すら出来ない小さい人間だったか
も知れない。改めて当時を思い出
すと下を向き恥ずかしい気持ちに
なるばかりだ。



このブログを読んで『なるほどね』
と思って下さった方が、もしかし
たらいるかも知れない。そう思っ
たあなたが、どことなく以前の僕
と同じようなところがある若い人
であるならば、とても嬉しく思う。


しかし、それと同時に、今の僕は、
家族や職場、友人との信頼関係を
本当にそこまで重んじて、努力し
ているだろうか、このブログを書
きながらそんなことを改めて考え
させられた。


もちろんまだまだ足りないと思う
のです・・・頑張るしかない。


Y君、またメッセージお待ちして
おります。


***************************************


いつも、クリック投票にご協力いただき、
ありがとうございます。

皆さんの反応が、内海に情熱と勇気を与えてくれます。


今日の内容はいかがでしたか?

良かった、と感じた方は

↓是非ワンクリックお願い致します。

clap.mag2.com/cainoniric?20120604


↓facebook で内海新悟をみる
http://facebook.com/shingo.uttsu