【タイガーマスク運動】 | Live with Max.

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世の中のあらゆることは、人間関係に行きつく。
そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

自宅でラーメンを食べながらパソコンをしていたら、ひっくり返してしまい、


麺とスープを思い切りパソコンにぶっかけてしまいました。


勿論、パソコンはご臨終です。


おかげで月曜の更新もできず…




翌日、仕事から帰宅すると、私の読書部屋にあるデスクが、


リビングに運ばれていた。



食事をするテーブルでパソコンは禁止ということだった。


ごもっともです。


で、代わりに安価なeマシーンでも買おうかと、先日ヤマダ電機に


行ったら、素晴らしい衝動買をしてしまった。




やっぱ、最新のデスクトップPCはいい!


当初の予算の倍以上の金額だったが、大満足です。



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漫画、タイガーマスクの主人公である伊達直人を名乗る人物が、


児童養護施設にランドセルを寄付したニュースは皆さんご存知でしょう。



漫画の伊達直人が「ちびっこハウス」存続のために貢献したように。





『いい話だなぁ』

『優しい人がいるんだなぁ』


と、思っていまが、メディアで取り上げられると、


全国各地で同じようなことが次々と起き始めた。




それはタイガーマスク運動と呼ばれるようになり、


一種の社会現象と言ってもいいくらいだ。



連日のようにメディアで取り上げられると



『素敵な話だなぁ』

『互助主義の意識は大切だなぁ』


と感じている人もいるでしょう。



その一方で

『単なる自己満足じゃないのか?』

『メディアが作り上げたブームだ』


といった批判的な意見もある。


皆さんは、どちらでしょうか?




このような活動をする当事者が現れないのだから、真の意図は分からないし、


タイガーマスク運動という呼び名も、メディアが面白がって取り上げて


広めている感も、確かに否めない。





でも仮に、エゴだとしでも、特定の境遇にいる子供達に、


何かをしてあげたいと思う気持ちは、どんな大人にもあると思うんですね。




それがタイガーマスク運動を知ったことで、

あぁ、こういう方法もあるんだ

と知ったことが、その人の行動に繋がったことは間違いない はずです。


便乗ではあっても、悪意などあるわけありませんし。




それでも尚、

『いいことかも知れないが、そのやり方はどうかと思う。』


という意見もあるでしょう。



そう思う人は、別な方法で行動すればいいのであって、


無責任な立場から是非を問うことこそ自己満足だろう。



単なる見解を述べるのと、


自ら起こした行動とその結果を述べるのでは、


次元が違い過ぎる。




タイガーマスクは、絶対に素顔を知られてはいけない。


それがマスクマンの掟。




敢えて、伊達直人を名乗るのは、確かにその人物の主張や欲求の現れかも知れない。


でも、名乗ったからこそ、このような社会現象に至ったと考えることも


出来るのではないだろうか?




近頃の世の中では、児童虐待などの痛ましい出来事が後を絶たない。

そのようなことが身近で起きたすれば、『自分にも何かできることがあれば』


と感じるのは当然だ。




そんな中で登場した伊達直人は、私たちにある潜在的な互助意識にまで


影響を及ぼし、何人かの人は、それを行動に移すきっかけやエネルギー


に変えることも出来た結果だと思う。



特に子育てを終えたシニア世代には、この伊達直人という名前が


持つパワーというのは、絶大なのではないでしょうか。





ダイガーマスク運動は、一時的な注目で終わるものかも知れません。


でも、人間の持つ潜在的な『優しさ』と『次世代を担う子供を大切にしたい』


という気持ちがある限り、また次の伊達直人がいつか現れるのでは


ないだろうか。





誰にでも『他を思いやる優しさ』はあると思うのです。


ただ、それを自分でも認識できないような状況というのもあるかも知れない。


伊達直人は、そのことを気づかさせてくれたのだと、私は思うのです。



タイガーマスク運動に参加したいと思いますか?


お金があったら参加したいですか?


あっても参加したいくないですか?



参加したいがお金がないですか?


参加したいが、それだけのエネルギーがないですか?


何とも思いませんか?




こんなことを自問してみると、自分のもつ


『他を思いやる気持ち』


というのが、どのくらい認識出来ているのかが分かるかも


知れません。