詩人 意味を成さず  ~掌握~ -13ページ目

詩人 意味を成さず  ~掌握~

私が詩だと思ったものを
ロックンロール

Walk on the other side   2019 7 6

 

 

青がさびていく赤は老化する

雲が鳴いている6月のしもべ

片耳が削り取られたような

渓谷でバランスをとる

Walk on   Walk on the other side

回顧   回顧僕の紫陽花

 

恋泥のような平穏が

一つの時代をさらりと分化する

可能性は不確かで

憧憬嫉妬をサラダボウルの中へ

Walk on   Walk on the other side

回顧   回顧僕の紫陽花

 

誰もが自分のことを被害者だと思っている

そうして自分を戒めて慈悲深いクソになる

とりあえず歩いていなくなるのか走っていなくなるのか

手を挙げるそして撃たれる順序とはそういうもの

Walk on   Walk on the other side

回顧   回顧僕の紫陽花

 

このところのお天気で

庭のズッキーニが太く放射される

ここには去年何を植えていたか

そんなことは問題にならない

 

Walk on   Walk on the other side

回顧   回顧僕の紫陽花

 

 

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1 捕まえたはずの鳥がするりと手を抜け木々の向こうに到達している

2 必ず守ってねと言われた約束を守っている途中で約束を破られる

3 こちらを見ている奴の目を見ないように顔を下げ太ももに爪を立てる

4 あいつの家の嫁さんがよだれをたらしながら何度も俺を誘ってくる

 

1234

 

1 聞き耳を立てている人間がどれだけいるかについて密かに確かめる

2 どれだけ多くのものを壊せるかを聞くために電話をかけまくる

3 信実がどこにあるかを知るために着ている服を順に脱ぎ散らす

4 豪雨でも爆発は起きるかどうかを調べるために火薬だけ用意する

 

1234

 

1 予測される事態に注意していままでに書き出したモノを買い漁る

2 金にかえられないものに気をとられないように端から捨てていく

3 心の暴動をまだ抑え用意周到に準備するガレージの戸を閉める

4 計画を遂行するための全方位に配慮して喜びを配置し始める

 

1234

 

1 入口に集まるところを狙って息を止めてからかためて打ち殺す

2 手の届くところに逃げてきた泣き叫ぶ頭を軒並み叩き割る

3 最後に辿り着く井戸の水に渾身のバイラスをこれでもかとまき散らす

4 血みどろの中から君を探し出し交差点の真ん中でかたく抱きしめる

 

1234

 

 

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君は君のまま悩むべきだ。

それは他の人には解決できない。

どんなに甘えようとも、誰の話を聞こうとも、君が君自身だ。

君が愛した人を、君が欺いた人を、一人ひとり思い返して君を削る。

まだまだだ。

君はもっと多くの人と出会う。

成長という名のもとに、多くのしがらみを抱える。

骨を削り、命を削り、息で咀嚼する。

愛の名のもとに目を失い、富の名のもとに口を失い、残された君の部分はすぐにでも細断される。

 

過信だ。

君を支えているいくつもの要素はいとも簡単に煙になる。

西で泣け。

東でわめけ。

出会うものを疑い、耳さえも捨てろ。

 

手に取ったものは手に入れていない。

持ち上げたと思ったものは地面にめり込んでいる。

 

そして考えろ。

時間はまだある。

君は君である間だけの時間がある。

時間すら持ってはいないのだけれど。

 

そして君が最後のかけらになって、そのかけらすらも風にさらされ雨に打たれ太陽の下、最後まで残ったどうしても消えない結晶。

 

それが君のプライドだ。

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当たり障りのない人生に杭を打て。

あなたに会えて幸せだよ。

 

クリックサンキュー

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間違いないという間違いを探しておぼつかない足元を見ないようにする

隣の家の窓が開くとしょうがないと思いながらこの家の窓を閉める

あの犬は後ろ姿しか見たことがない

昨夜の叫び声は見渡すと黒だった

 

あなたは「間違いない」とよく口にする

かといって訝しいフリをするわけにはいかず

よくわからないうちに期限が迫り「そうだね」と言ってしまう

 

子連れの親子がいる

子どもは振り向かず結局私は一定の距離で子どもの後ろ姿を眺め続ける

人生は誰かの後ろ姿についていくのみなのだろう

私には価値という言葉に意味を見出せない

 

果たして「主体性がない」という言葉は人に向けられるものなのだろうか

すると私は犬以下なのだろうか

 

おぼつかない足元には重力が発生している

気を抜くと足音は空に消える

隣の家の窓に吸い込まれてしまう


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1 捕まえたはずの鳥がするりと手を抜け木々の向こうに到達している

2 必ず守ってねと言われた約束を守っている途中で約束を破られる

3 こちらを見ている奴の目を見ないように顔を下げ太ももに爪を立てる

4 あいつの家の嫁さんがよだれをたらしながら何度も俺を誘ってくる

 

1234

 

1 聞き耳を立てている人間がどれだけいるかについて密かに確かめる

2 どれだけ多くのものを壊せるかを聞くために電話をかけまくる

3 信実がどこにあるかを知るために着ている服を順に脱ぎ散らす

4 豪雨でも爆発は起きるかどうかを調べるために火薬だけ用意する

 

1234

 

1 予測される事態に注意していままでに書き出したモノを買い漁る

2 金にかえられないものに気をとられないように端から捨てていく

3 心の暴動をまだ抑え用意周到に準備するガレージの戸を閉める

4 計画を遂行するための全方位に配慮して喜びを配置し始める

 

1234

 

1 入口に集まるところを狙って息を止めてからかためて打ち殺す

2 手の届くところに逃げてきた泣き叫ぶ頭を軒並み叩き割る

3 最後に辿り着く井戸の水に渾身のバイラスをこれでもかとまき散らす

4 血みどろの中から君を探し出し交差点の真ん中でかたく抱きしめる

 

1234

 

 

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嘘をつかなくていい

誇示しなくていい 

等身大の良さをかみしめかしこまった服を捨てる

 

目をまっすぐにみて無責任に甘やかす

とけこむだけとけこんで頷くだけでいい

 

あれもこれもそれも若く美しかった

色あせたすべてを愛していこう

 

自分探しも終わる

同じリフを刻め

繰り返しの中に転調を生め

 

このままずっと誰にも迷惑をかけずにいつまでも楽しくやっていけると

事件や事故が起きても関係することなく

手探りの範囲の厚意に謝意を示しつつ

相応に振舞って年を重ねよう

手を取り合いときに抱き合い銃で撃たれよう

鳥に驚き海で笑おう

手を取り合い固く抱き合い毒を飲み干そう

 

永遠の闇が包み込むだろう

それはきっぱりと確実にやってくる

 

誰にでも平等に訪れる未来

しかし瞬いた生命は魅力を失わない

 

価値だけで僕らは判断されない

主張せずも埋没しても光り輝く

 

確実に僕らはこの世に生まれた

出会いはぐくみ互いを欲した

 

 

 

 

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片隅にあるボトルの中にどよめきが詰まっている

蓋を開けるには抵抗があるが必要ならそうするしかない

猫の鳴き声が聞こえる

猫はいない

初めからこんな感じになろうとは思っていなかった

そんなことを言っても仕方がない

 

つまるところここには逃げ込んできた

しなければいけない必要なことを極限まで減らすため

出会う必要のない人にできるだけ出会わないようにするため

動揺は正しい判断を曇らせる

そんなことを言っても仕方がない

 

夕べ父からかけられた言葉はいただけないものだった

彼は下手にでて小遣いをくれといった

仕事もない彼の生活を断ち切る勇気はない

だた今は父のことを思う余裕はないというだけ

迫ってくるものがあれば身を潜めるのも悪くない選択

 

マーマレードのビンの中には不信と断罪が詰まっている

蓋を開けるには抵抗があるが必要ならそうするしかない

味を占めた亡霊たちが辺りを囲っているのがよくわかる

ここに留まることは決して安直な撤退なのではない

主語の欠いた文のようにごく自然な多少の不均衡だ

 

嵐がやってくる粗暴な風体で

互いを守ることはできなくても

恐怖を分担することはできる

 

嵐がやってくる粗暴な風体で

戦慄く暇はいくらでもある

なぜかときめくものもある

 

朝食と昼食の間隔があまりにも狭すぎる

ついさっきパンを食べた

昼にはベアリングを食えと

消化が追い付かないように不真面目も追い付かない

そう

嵐の前には不思議な高揚が誰にも巻き起こる

変身を好み倒壊を好み散財と降り掛かる実存は敬遠する

 

数えるのは危険で無鉄砲な行為だと誰かが言った

それには全くの同感で明るみに出してはいけない念がある

焼き討ちをかけられた教会には7人のシスターがいた

道徳は常に童心を地道に打ち貫き素直を凌辱する

返り討つ覇気がなくとも武器の一つは持ちたいもの

 

味気ない日々にアクセントやスタッカートを潜りこませる

振り回す強雨も不躾な強風も目で確認することはできない

クリーピング

胃も腸もさりげなく回転してクリーピング

そこでは誰もがクリープであると分別される運命にある

あたかも現実と参画と分別が同義であるかのごとく

 

焼き討ちにあったシスターの一人の言葉を伝聞した

「まさか神聖である教会を本当に焼くとは思わなかった」

助ける人がいればいるほど偽善が立ち込める穴になる

今夜は荒れるらしいと伝えた予報も立ち込める穴になる

そこに穴があるのであれば仕掛ける狩人もいるということ

 

嵐がやってくる粗暴な風体で

互いを守ることはできなくても

恐怖を分担することはできる

 

嵐がやってくる粗暴な風体で

戦慄く暇はいくらでもある

なぜかときめくものもある

 

 

 

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負けるな

まだいける

お前の屍は決して無駄じゃない

後ろに連なる俺たちの荘厳な案内板

進め

力はまだある

意思もまだ固い

死んだ目はいない

到達しなくても俺たちは今を生きている

俺たちは叫んでいる

今を生きていると叫んでそれが続くものへ息吹となって

沁みこんで誰もが強い心で先に進む

合図になる

パワーアンプ

パワーアンプ

伝えろ電力

うなれ電圧

増幅せよ

増幅せよ

 

get up zombie

get up zombie

立ち上がれ若者よ

立ち上がれ

誰もが精神の若者

まだ1メートルお前は進むことができる

 

get up zombie

get up zombie

立ち上がれ

誰もが精神の若者

まだ1メートル俺たちは進むことができる

 

そこだ

そこに場所がある

迷うな

己を信じ己こそ開拓者だと信じるがいい

それがたとえ底なしであろうと

それがたとえ灼熱であろうと

信じる岩になれ

できるんだお前なら

そこに開拓の一鍬をぶち込むんだ

お前なら畑を作り家族をはぐくむ

どこでも開墾し食を満たす

集まる共同体の核になる

核だ

お前の力が人を引き寄せる

独裁じゃない

共存であり自治なのだ

そこに死すとも誰もが悼み誰かが引継ぎ水を注ぐだろう

 

お前に言い寄る全てに頷いても納得しない

直線

お前の直線

混じりけのない清い直線

お前の勲章

今のお前の力では開けない扉であったとしてもお前の清さは必ず扉に通じる

開く

開くんだ

信じる結晶

体幹にうねる結晶

見事な背筋を誇るんだ

腕を鳴らし大地を踏みしめ地球を抱け

その扉を開けないと信じた者に

できないことはないと笑ってつぶやんだ

 

愛に笑い愛に泣け

お前の愛はいつでも本物

求めてけられても嘘はないと

だからけられたと

潔くあきらめないお前は格好良い

何度でも愛する人に愛を誓い

何度でも愛する人に親しみを込める

何度でも愛する人に敬意をはらい気を遣い

そして愛を語る

無理強いはせず優しく扱い

言葉を愛し言葉を紡ぎ愛を歌う

尊重し敬愛し

時間に感謝し

真剣に見つめる

お前の愛はむなしく本物だ

 

get up zombie

get up zombie

立ち上がれ

誰もが精神の若者

まだ1メートルお前は進むことができる

 

get up zombie

get up zombie

立ち上がれ

誰もが精神の若者

まだ1メートル俺たちは進むことができる

 

 

 

 

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時よ

何も変われないのは私のせいなの

「そんなつもりはなかった」

「そんなことは言ってはいない」

「でも君が俺の言うことを理解できなかったのは俺の責任」

っていって責任を擦り付ける

神妙な顔をして私は受け入れるふりをする

だってどうしようもないじゃない

誰に何をしてもらえばいいの

また誰かにすがってるって陰口言われて肋骨が削られていく

 

信仰はないのこの国では神の名において人を笑う

取り巻きがいて取り巻きの下に取り巻きがいて

どこまでも取り巻きの関係の中の私は何番目

ジプシーにもきっと順位がある

私は知らないうちに争いに巻き込まれてオペラを歌う羽目になる

私は知らないうちに歯を磨いて彼とキスする羽目になる

 

夕べの中華は冷えていた

かたまったヌードルをスティックでかき混ぜる

こんなぺライ大人になるつもりはなかった

人の顔色をみて失敗して勝手に責任取らされて押し付けられる

私も冷えている

チョップスティックス

自分で自分はかき混ぜられない

油にまみれて動けない

 

廻る廻るよ乗せて頂戴

何も心配がないと言って

目指していた場所はここではないけれど

無邪気な私のあの頃を

飛び跳ねながら期待した

小さな鼓動が高鳴って未来を祈ったあの頃を

 

町の端に私の詩を隠しに行く

奪われる前に

踏みつけられる前に私の拙い詩を隠しにいく

絶対に見つからないその場所は明日には皆にバレている

私の絶対的な感性が橙色のゼリーでできた塔のようにぐらっぐらに揺れている

カブトムシのえさになる

 

跨線橋の下に野宿した少年たちが町の脱出をたくらんだ

彼らは連れ戻されたけど良き日の旅になったに違いない

私は野宿もしなければ家出もしたことがない

今もまだこの町にいて過去と現在に翻弄される

 

明日は100ドルもってギターを買いに行こう

青春に買えなかったものをひとつずつそろえて

部屋に詰め込もう

足の踏み場がなくなるまで

情けなさの置き場所がなくなるまで

ポップコーンにまみれる

ロリポップで浴槽を満たす

チェリーコークを植木にそそぐ

 

捨てられる

この予感は外れたことがない

近いうちに

ひょっとするとギターを買う前に

私は愛に残ったローンをこれからも払い続ける

試しに彼の家に行ってみて

いろんな女に順番がつけられている

私の写真に喪章がつけられている

 

私の仮面はとれないの

誰もが仮面をつけ列をなす

終われば仮面をはずして来年までを過ごしていく

私は仮面をつけ続け顔色を隠して生きていく

私は仮面をつけ続け仮面にマスカラ塗ってみる

 

 

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俺は神だ

俺は宇宙だ

俺は太陽だ

 

お前はその後時空を超えて唇を噛む

ローリング

 

たゆたっているゆらめきの束を俺が裁く

 

お前がやっと手に入れたもの

それがまやかしだ

ローリング

 

誰もが最後に救われると信じて宙に拝む

犯した罪の大きさにかかわらずまっとうな道に戻ったのだと勝手に思い込んで生を閉じる

お前がそうしたいのなら勝手にやりな

俺はそこまで慈悲深くない

あの世にいってからこんなはずではなかったと

私はすでに浄化していると

訴えればいい

嘆けばいい

お前の前世の分までお前は抱える

誰もが許されたら立つ瀬がない奴らもいるってことも頭には入れておいた方がいい

 

俺は神だ

俺は宇宙だ

俺は太陽だ

 

知らなければそれでいいのになぜ知りたがる


 

 

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