国籍(2024.3.16追記) | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

 

 (2024.3.16 追記

ここに書いている外国人のイタリア国籍取得条件に関しては下調べ無しにあやふやな記憶えを元に書いています。

よって、正確な情報とは言えません。それらの情報が必要な方は、正しい最新の情報をイタリアの移民局にてご確認ください。)



 

私はイタリアに20年住んでいますが、国籍は日本でイタリアの国籍は持っていません。

 

 

たしか、イタリア国籍を持つ人と結婚して、イタリアに住み、5年経つとイタリア国籍の申請ができる…はずです。

 

私の滞在許可証も結婚から5年で期限付きの物から無期限の物に切り替わりました。(当時は)

 

 

 

その際に、移民局の窓口の女性に、

「イタリア国籍を申請したらどうなの?」

と言われました。

 

確かにそうすれば“イタリア人”になれるわけで、“外国人”としてイタリアに住むより諸手続きがシンプルになります。

 

 

ただ、問題は…

 

日本の場合、重国籍を認めていないため、イタリア国籍を取得すると、日本国籍を失ってしまいます。

(ただし、ピピウのようなケース(ハーフ)の場合、20歳までにどちらかの国籍を選択すると言う条件で重国籍が認められています。)

 

 

実は、重国籍を認めている国は多く存在し、そのため、移民局の人もけっこう軽く「イタリア国籍を申請したら?」と私にすすめてくれたのだと思います。

 

実際、私の周りの国際結婚夫婦(日本人以外)は母国の国籍とイタリアの国籍の2つとも持っています。

 

 

正直、私も2つ欲しいです。

日本とイタリアの国籍、両方。

 

 

ただ、日本国籍を一度失ってしまうと、再取得は難しいであろうことは想像できますし、現段階で、日本人としてイタリアに住むということは、選挙権がないくらいで、特に不便を感じていないので、日本国籍を失ってまで、イタリア国籍を取ろうとは思いません。

 

 

 

 

 

でも、少し前にね…

 

最近、移民局へ行った日本人のママ友と話してたんですが、彼女が移民局にいると、救急車に乗ったお年寄りストレッチャーで移民局に入ってきて、待たされていたと。

 

外国人がイタリアに滞在するために必要な滞在許可証は、永住権を持っていても、10年ごとに更新するように今はなっています。

 

よって…

 

かなりの老齢になっても、外国人としてこの国に住む限り、滞在許可証更新のために、移民局に行かないといけない?!?!

 

80歳になっても、90歳になっても、元気で、自分の足で行けるならまだしも、車いすに乗っても、救急車のストレッチャーに乗っても、更新に行かないといけない?!?!

 

 

海外に住んだことがない方は経験がないと思いますが…

そして、他の国の移民局がどんなだかは知りませんが…

移民局って、できれば行きたくない場所なんですよね💧

手続きも複雑で大変だし、時間がかるし、雰囲気もなんかいや。

(フィレンツェの移民局、20年前よりはだいぶマシな雰囲気になりましたが。)

 

 

それを90歳になってもしないといけなかったら?

 

 

「そう考えるとぞっとする…」

 

って話をそのママ友がしてたんですが…

 

 

本当だ滝汗

 

私もぞっとする…

 

 

 

 

 

だから、私としては、母がまだいる間は日本国籍を持っていたいと思っています。

 

日本に3か月以上滞在する予定はこの先ありませんが、万が一の場合もありますしね。

 

 

 

でも、もし、母がいなくなって、日本の実家もなくなって、日本に帰る理由がそんなに無くなってしまえば…

 

それは今から30年近く先であることを祈りますが…

 

でも、その時には、たとえ日本国籍を失っても、イタリア国籍を取得した方がいいのかなと思います。

 

ま、自分が70歳になったときくらいの話ですが。

 

 

 

その方が、ゆくゆく、ピピウに面倒をかけなくて済むかなとも思います。

 

 

 

 

 

 

来月43歳。

 

年上のお友達と話していると、老後のことなども話すようになってきました滝汗

 

 

ダンナは50歳なのでね。

 

本当に、これからの人生プランもしっかりたてておかないとと思います。

 

 

 

とりあえず、ピピウに頼ることのない老後を設計したいです。

 

 

 

 

 

だって…

 

ピピウがイタリアにいるとは限らないし、イタリアにいたとしても、私たちのそばにいるとは限らない。

 

 

私が両親のそばにいなかったようにね。

 

 

 

 

ピピウがまだ7歳なので、彼の明るい未来も見つつ、リアルな私たちの老後も考えねばなと思う最近なのでした…。

 

 

怖い不安

 

 

 

 

 

 

 

 

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