母のこと | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪





父が亡くなって、1年以上経ちました。


父が亡くなって心配だったのは、母のこと。



9年間も父を看病し、夫婦喧嘩しながらも、仲のいい夫婦だったので、父が亡くなって、母が塞ぎ込むのではないかと心配でした。




父が亡くなってからの母は…




元気です✨





もちろん、父がいない寂しさはあります。


兄家族が近くに住んでるとはいっても、今は一軒家に一人暮らし。



だから、父が亡くなってから、

家に引きこもってちゃダメだよ。

外に出て、人と話すようにね。

今までずっと看病を頑張ってきたのだから、これからは自分の時間を楽しまないと。

と言ってきました。



それらのことを、


母は忠実に実行しています泣き笑い



「今日は○○ちゃんのところへ行ってきた。」


「今日は○○が来た。」


「今日は○○と□□へ行ってきた。」


とか…


話を聞いてたら、けっこう忙しいんじゃない?と思うくらい。






それも、母の周りの人たちのお陰です。


私もよく知っている近所の人たち、

母はずっと働いていたので、その元同僚の人たち、

昔からの母のお友だち、

母の妹夫婦(私の叔父と叔母)、

父の兄夫婦(私の伯父と伯母)、

母の甥っ子、姪っ子たち(私のいとこたち)、

そういった人たちが本当によくして下さって、いつもその人たちと出かけたり、家で話したりしているようです。




本当にありがたい✨



私が出きることは微々たることですが、ほぼ毎日、ビデオコールで母の生存確認しています泣き笑い






母を見ていて思うのは、同僚の人たちに恵まれたんだなということと、ご近所さんとも、友達とも、親戚とも、ちゃんと付き合って来たんだなということです。




仕事とプライベートは分けていたり、

数年おきに友達が変わっていたり、

近所付き合いや親戚付き合いをちゃんとしてきていなかったら、今の母はないと思います。



田舎だから、そういった人間関係が築きやすいのかもしれません。


世代もあるとおもいます。





今は人と人とがSNSで繋がれる時代です。


それも悪くない。



でも、SNSの繋がりと、母のような実際のつながりと、どちらがいいかと言われたら…答えは明らかでしょう。



ここ数日、私の地元は大雪だったそうです。


実家の玄関の前も、道へ出るまでの間が雪に埋もれていたそうですが、1日目は近所の人、2日目は元同僚の人が雪かきをしてくれたそうです。

頼んでいなくても。



本当にありがたい✨



そして、いざというときには兄家族が駆けつけてくれます。





私は30年後、そんなふうな人間関係を築けているのでしょうか?




人間関係が希薄になりつつある現代ですが、時には面倒でも、人と人との繋がりは、今でも大事なのだなと思います。




母の側にいてくれる、皆さんに感謝🙇🏻‍♀️



今までがんばってきたぶん、母には色々たのしんで欲しいです。



きっと父も、それを望んでいるはずだからニコニコ








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