もう12月も半ば。
早いです。
少し前に夏のバカンスが終わったところだと思ったのに…。
さて、今年を振り返ってみると、今年はなかなかいい年でした。
まぁ、去年がいろいろ最悪すぎたというのもありますが。
本当に去年はいろいろ不幸が続いたので、重い気持ちで始まった2023年でしたが、今年は特に下半期、持ち直したように思えます。
たとえば、ピピウのこと。
今年の4月から日本語補習校では小学校1年生になりました。
早生まれのピピウ(しかも3月後半)は、日本では小学1年生ですが、4月の時点でイタリアではまだ幼稚園年長でした。
もともと集中力が短いのと、早生まれなのと、補習校の他のお友達たちは既にイタリアで小学1年生なのと…たぶん全てが重なって、補習校の1学期はさんざんでした。
日本語を話すのは問題ないのですが、私が心配していたのは文字を書くこと。
補習校幼稚部のころから、平仮名を読むことはできましたが、書くことがどうしてもできませんでした。
私自身、本気でピピウはディスグラフィア(書字障害)なのではないかと思ったほどです。
補習校の国語のノートには文字が一つもなく、落書きにしか見えない何かの線だけ💧
もし、ディスグラフィアなら、無理に書かせるのはかわいそうだし…
今年9月からイタリアの小学校入学も控えていたので、とても心配でした。
9月のイタリアの小学校入学までに専門家に診てもらいたくて、なんとかお世話になっている小児総合病院の神経心理科(発達をみる)に予約を入れました。
それが6月。
ドクターの診断はディスグラフィアではないでした。
練習すればするほどよい。書けるようになる。
そのドクターの言葉を信じ、この夏休みはほぼ毎日ピピウに平仮名と片仮名を書かせました。
そしたら、なんと!
書けるようになったのです。
夏休みが終わるころには平仮名も片仮名も、一応読める字を書くようになりました。
これには正直、私自身びっくりしました。
あれだけ教えても、夏前は文字が書けなかったピピウ。
では、どうして夏以降、書けるようになったのか。
夏前に書けなかったのは、私の責任が大きかったと思います。
本気でピピウのディスグラフィアを疑っていた私は、「もしそうなら、無理に書かせないほうがいいかな?」「こんなに書く練習をさせるのはかわいそうかな?」という疑問があったからです。
ピピウに文字を教える私自身が確固たる自信がありませんでした。
それが、信頼できるドクターが「ピピウはディスグラフィアではない。練習すれば書ける。」と言ったこと、その言葉によって、私自身が確固たる自信を持ってピピウに文字を書くことを教えることができるようになりました。
その結果が、今だと思います。
だから、夏前に専門家に診てもらって、本当に良かったと心底思いました。
現在、漢字を学習中のピピウ。
漢字は好きらしいです。
私が仕事に使っている日本語教材を時々見ては、仮名を読んだり、知っている漢字が出てくると嬉しいようです。
先日は“本”、“日本”という感じが読めて喜んでいました。
ピピウとしては、おそらく一番書きにくいのが平仮名。
意外ですが、一番曲線の多い文字なので、書きにくいのかもしれません。
それを考えると…
現在、イタリアの学校で習っているのはアルファベットの活字体。
そろそろ筆記体も習うようなので、曲線の筆記体はピピウには書きにくいかもしれません。
でも、文字が書けなかった子が、書けるようになったのですから、筆記体も徐々に書けるようになってくれると思います。
2023年子育て教訓
私(親)に自信がない場合、それは子供に伝わる。
私が確信を持って、ピピウに接しないといけない。大切なことは特に。
かといって、いつも確信が持てるわけではないので、疑問に思うことは専門家に相談するのが一番!
インスタしてます。
記事の下のブログ紹介のところにあるインスタマークを押していただくと、私のインスタが見られますので、興味ある方はぜひ!
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