サルデーニャバカンスの話になります。
今回は、バカンスの往復の道のりが大変でした
往路はブログにもい書いたように、フェリーの都合でフランス領コルシカ島経由で,
かなり予定より遅れてサルデーニャに着くし
帰路はなんと…事故に合いました
サルデーニャは車がないと移動が大変なので、車ごとフェリーに乗って行きます。
私たちのルートはだいたい…
北サルデーニャのゴルフォ・アランチ港かオルビア港に着いて、そこから義両親の家がある南サルデーニャのカリアリ県まで車で行きます。
サルデーニャ島をほぼまるまる縦断するかたちになり、だいたい車で3時間。
なかなかの長旅です。
サルデーニャバカンス最終日。
フェリーの出発は午前7時。
かなり時間に余裕を持って、私たちが義両親の家を車で出発したのが深夜2時半。
無料高速道路にのって、急ぐ必要はないからと時速70Kmぐらいでダンナは運転していました。
途中、トイレ休憩をし、また車を走らせていると…
何もない、田舎のど真ん中の高速で
2頭のイノシシ
出てきたー!
時間は午前4時。
まだ周りは真っ暗です。
左側からイノシシが2頭出てきたのが見えた瞬間、
バーーーーーーン!
大きな音と、結構な衝撃を感じました。
ブレーキを踏む暇も無し。
イノシシをひいてしまったのはすぐに分かりましたが、ダンナも私もイノシシが2頭いたのを見ましたし、すぐに車を止めて、もし傷を負ったイノシシと、もう一頭の無傷のイノシシが私たちに向かってきたら?と危険を感じ、少しだけまだ先に車を走らせ、非常駐車帯を見つけたところで車を止めました。
そして、ダンナは警察に電話で通報。
事情を説明すると、まず聞かれたのが「ケガ人はいませんか?救急車が必要ですか?」ということ。
幸いにも私たち3人は無傷。
車のエアバックも開きませんでした。
私たちがいる場所を言い、警察は「そちらに人を向かわせるので、安全な場所で待っていてください。」と。
ダンナは蛍光色の非常用ベストを着て、三角表示板を置き、停車ランプをチカチカ。
ついでに、イノシシが当たったであろう車の前左角を見ると…
意外や意外、プラスチック部分は割れていたものの、車体そのものは結構へいき。
ナンバープレートは無くなっていました。
車の前方左角にはイノシシの毛もついていました。
20分くらいして、警察到着。
ダンナ、事情を説明。
警察が「どうしてすぐに、その場で止まらなかったんだ?」と言うので、
「イノシシ2頭出てきて、まだ生きているかどうか分からないし、近くに止まるのは危険だと判断して、少し先の非常駐車帯まで走った。」とダンナが説明。
「そうだね。賢明な判断だね。」と警察。
ですよね?
警察の他の人は車の写真を撮っていました。
「今から、他のパトカーが現場を見に行くから、ナンバープレートも探させるよ。」と警察。
そのパトカーを待っている間、ダンナがいろいろ警察に聞いたところ…
車の被害は野生動物との事故に備えての保険に入っていればそこから保証される。
私たち、入ってない
サルデーニャ州に被害を訴えることも可能だが、イノシシの死体がないと州が保証してくれる可能性は低いだろう。
とのこと。
で。
現場を見に行ってくれたパトカー到着。
現場にイノシシの姿はなかったようです。
警察曰く、「イノシシ、強いから、きっと生き延びて逃げたんだよ。君たちもイノシシにぶつかった割にはケガもなく、車の被害もそんなに大きくないようだから、ラッキーだったね!」と。
それは本当にそうかもしれない…。
そして、ナンバープレート!
現場に落ちていたようで、警察が回収して持って来てくれました!
ダンナ曰く、ナンバープレートを無くすと、ナンバーを取り直さないといけないとかで、それにまた何百ユーロってかかるそうなので、ナンバープレートが見つかっただけでもけっこうな節約になったようです。
警察さん、ありがとう
警察立ち合いの元、車の安全性をチェック。
駐車センサーと温度計センサーが壊れていましたが、運転するには問題なさそうとのことで、このまま港へ行っていいよと。
前のナンバーがない件については今日はそのまま持って行けと。
途中、警察に止められたら、事情を話せばいいと。
既に通報されている件なので、他の警察も確認できるからと。
そんなわけで、車で再出発。
フェリーに車で乗りこむ時間丁度に港に着いたのでした。
でも、フェリーの実際の出発は予定より1時間も遅れるっていうね…。
とりあえず、家族3人無傷で良かったです。
そして、周りの人たち曰く、イノシシと事故すると廃車レベルの損傷もザラなようで、私たちはラッキーだったと。
とりあえず、フィレンツェに帰って駐車センサーとか、温度計センサーとか、パキパキに割れたプラスチック部分とかの最低限のところだけ修理しました。
それでも、もう一回サルデーニャバカンスへ行けるねって値段
やっぱり、保険がないってダメですね。
ダンナはこれを機会に、野生動物との事故の保険にも入ることを決めました。
ダンナも動物と事故ったのは人生初。
他の、細かい部分は、サルデーニャ州が私たちの訴えに対し、どういった対応をしてくれるかによって決める予定です。
最後の最後で、かなり高くついたバカンスとなりました。
それでも、
家族3人無傷だったことに感謝です
今の私たちのアメ車SUV、本当に丈夫なこと実証
多分、私のFIATパンダだったら、廃車だったそして、私たちも無傷ではいられなかったのではないかと思う
イノシシの毛のブラシなんてあるんですね😳
インスタしてます。
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