転園しようと思ったワケ⑩ | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

    

現在のことではなく

約3年前

ピピウが幼稚園に入園した

1年目のことを

日記を読み返しながら

書いています。

 

というわけで、担任が二人ともかわるということで、とりあえず転園することはやめました。

 

 

 

でも、幼稚園は同じ。

 

 

 

 

なので、念のため、ピピウを7月いっぱいサマースクールに入れて、そこで問題がないかどうか試すことにしました。

(イタリアの幼稚園の夏休みは7月から9月の半ばまで。)

 

 

 

サマースクールに申し込んでから、サマースクールが始まる前に電話がダンナにかかってきました。

 

「ピピウは104(障害者認定)を持っていますね。

補助の先生をつけますか?」

 

サマースクールでも、希望すればつけられたようです。

 

「幼稚園では1年間、補助の先生無しでやってきました。

ピピウの疾患は腸なので、特に問題はないはずです。

トイレで下痢をすると思いますが、それはコロナではなく、ピピウの場合はそれが“普通”です。それだけ気にかけてくだされば、大丈夫だと思います。」

 

とりあえず、サマースクールでは、幼稚園で会ったことは一切言わず、補助の先生もつけず、通わせることにました。

 

 

サマースクール1日目

幼稚園に入る前から公園でお友達になった子たちと同じグループでピピウご機嫌。

迎えに行くと、大興奮で出てきた。

相当楽しかったらしい。

先生たちから特に言わることなし。

 

サマースクール2週目

3歳~6歳までが同じグループのサマースクール。

新しい友達ができたようで、道で出会うと名前を呼び、駆けて行き、ハグをする。

ある日、迎えに行くと、先生に呼び止められる。

キタ!?と思ったら…

「ピピウは野菜でもなんでも、残さずにきれいに食べる!偉い!」

と感心され、

「それに、泣かないし、怒らないし、他の子たちがお昼寝しているとき、ピピウは寝ないけど、私たちと大人しくしてるし、本当にいい子ですよ。」

とべた褒め。

“補助の先生”の“ほ”の字も出てこなかった。

 

サマースクール2週目の金曜日

(サマースクール4週間のうち半分が過ぎたとき)

先生たちにこの2週間ピピウの様子はどうだったか聞いてみる。

「とてもいい子でしたよ。よく食べて、よく遊んで、みんなと仲良くできました。」

ピピウの通う幼稚園で“お友達と遊べない”と言われていたので、お友達と遊べていたか聞くと、

「時々、私たち(先生たち)のところへ来ることもありましたが、お友達の輪に入るように促すと問題なく入っていきましたよ。」

とのこと。

 

 

 

そして、サマースクールに入ってからは、トイレに行ったあと、(きれいにはふけないけれど)自分でふくようになりました。

更に自立、成長しているように家でも感じました。

 

 

サマースクール3週目、4週目も問題なく終わり…。

 

 

結果

4週間の間、先生たちにピピウについて問題を指摘されることは一度もなかった。

他の子たちと問題なく、同じようにできていた。

 

 

 

 

 

 

サマースクールは“あそび”が中心なので、普段の幼稚園と完全には比較できないものの、

1日8時間、子供たちと集団行動をすることにいたっては同じ。

 

そこで、何も問題を言われなかったということは、私とダンナにとってはピピウに対する大きな自信となりました。

 

 

これで、もし9月の新年度からまた「補助の先生を…」と言われた場合には、本当に転園するか、転園するにしても園側と対抗する心構えはできたのでした。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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