唯一の外食 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先週の土曜日にまた少し下痢になったピピウ…。

 

大丈夫かと不安になりましたが、その後、回復し、昨日も今日も幼稚園へ元気に登園しました。

 

良かった。良かった。

 

でも、嘔吐と下痢のせいで、そうでなくても細いのに、更に痩せた感じのピピウです悲しい

 

いっぱい健康的な物を食べて、いっぱい身につけて!!!お願い

 

 

 

日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本日本

 

 

さて、止まっておりましたが、まだ日本にいた時の話です。

 

 

 

今回の日本帰国で唯一の外食が…

 

回転ずしでした寿司

 

 

帰路も飛行機での長旅になるので、イタリアへ出発する前日はゆっくり寝られるように伊丹空港のそばのホテルに前泊しました。

 

伊丹まで兄家族が送って行ってくれたのですが、その兄家族との最後の晩餐が今回唯一の外食となった回転ずしでした。

 

 

ピピウはレストランで食事するのが好きなので大喜びキラキラ

 

 

私は3年ぶりの回転ずしだったんですが…

 

 

ビックリしましたあんぐり

 

 

 

注文もタブレットがあるのはいいとして、QRコードでスマホから注文できるんですね。

 

回転ずしなのに、あまり寿司は回ってなくて、ほとんどが注文する感じなのもビックリ。

 

回っている寿司でも一つ一つにプラスチックのカバーがついているんですね。

 

衛生的で素晴らしいキラキラ

 

 

 

で、3年ぶりに食べた回転寿司は…

 

めちゃめちゃ美味しかったです不安

 

この値段でこのクオリティはやっぱりすごいですね。

フィレンツェだと高級店のお味ですよ。

 

ピピウは今回、実家滞在中に食べた鰹のたたきがお気に入りブルー音符

 

それと、買った絵本「おばけのてんぷら」の影響で「てんぷらが食べたい!」とえび天もいただき、大好きなお味噌汁(赤出汁)もいただいてました。

 

他には私や兄たちが注文したものを味見したり。

 

で、なんだかよく分からないけど、食べてる途中で「鬼滅の刃」のガチャガチャが出てくるし…

 

ピピウは日本の回転ずしを大変気に入ったようでしたキラキラ

 

そりゃそーよね。大人の私だって楽しかったですから。

 

今までの回転ずしより、ハイテクになっていた回転ずしに私も感動でした。

 

 

 

お寿司でおなか一杯になったころ、ピピウが「デザートは何がいいかなぁ~ブルー音符とデザートを選び始めました。

 

そして、「これが食べたい!」と指さしたのは

550円の一番高いケーキショートケーキ

 

 

 

えっ…

 

回転寿司で550円のケーキって高くない?(ザ・庶民)

 



「ちょっとー、ここは子供らしく、このチョコレートケーキとか、チーズケーキにしときなよ。」

とピピウに言うと…

 

「いいよ、いいよ、ピピウ、食べたい物を食べな。そのケーキ、注文して。」

と言ったのは義姉。

 

 

でも、義姉も自分の娘たちが回転寿司で550円のケーキ注文するって言ったら

「えー、普通のチョコレートケーキにしときなよー。」

って絶対に言うタイプ真顔

 

それがピピウには甘々なのです笑

 

 

ちなみに、食事代はすべて兄夫婦が払ってくれました。

なのに、遠慮もせず、母息子でおなか一杯いただきました。

ごちそうさまお願い

 

 

 

 

 

 

 

今回はコロナ、インフル感染が怖くて、外食はこの回転ずししかしていませんし、実は日本滞在の半分が過ぎたころから、母が体調を崩し、寝込んでいたので、実家での食事も私が作っていました。

 

母の手料理を私もピピウも楽しみにしていたので、残念ではありましたが、こればかりはしょうがありません。

むしろ、私がいるときで、少しでも私が役に立ててよかったです。

 

よって、数日とはいえ、父、母の介護、ピピウの世話をしていたわけですが…

 

やっぱり大変です。

 

 

私なんか“数日”で終わったわけですが、本当の介護は数日では終わりません。

 

それが数か月、何年も続くことだってあります。

 

 

これから父の体調もますます悪くなって、母一人では無理になったとき、また、母が体調を崩して父の介護ができないとき、頼ることになるのは近くに住む兄夫婦と姪たちだとこの時は思っていましたから、実の娘である私は、遠くイタリアにいて、何もすることができないと落ち込みました。

 

本当に両親にも兄家族にも申し訳なく、涙がでてきました。

 

 

結局、父は介護が更に大変になる前に逝ってしまったのですが…。

 

 

 

 

 

今回の日本帰国でピピウと出かけたのは、本当に親戚の家とスーパーと近所の公園だけ。

外出らしい外出は地元の水族館と最終日の回転ずしだけでした。

 

だからピピウにはちょっとかわいそうだったかなとも思っていたのですが、イタリアに戻ってきてからも、「日本、楽しかったね。」「じぃじと汽車したね~。」「またお寿司レストラン行きたい!」と満足げに日本でのたくさんの思い出を語るピピウを見ていると、“かわいそう”と思っているのは私だけで、ピピウにとっては非日常で、なかなか会えない人たちと特別な時間を過ごしたのだなと思えてきました。私自身もそうです。

 何も“かわいそう”なことはない。


 

 

ピピウは「僕、一人で飛行機に乗って日本へ行ってくるね。じぃじとK子(祖母)のお家で、K子と寝るね。マンマとバッボはイタリアでお留守番!」と言う5歳のピピウ。

 

どうやら12歳までは保護者つきでないと国際線に乗れないようですが(もしくは同伴者サービスを利用する。でも、そうするともちろんチケットは倍の値段になるし、だったら私が行きたいわと思ってしまう。)、ピピウは12歳になったら本当に一人でも日本へ行ってそうな気がします。

 

いいよ、いいよ、かわいい子には旅をさせろだわ。

 

 

 

 

 

今回は、ピピウの成長を見、父と母の介護のことについても考え、家族の温かさと大事さを実感した、とても濃い日本滞在でした。

 

 

 

「今、日本に帰って来い」と言ってくれた兄夫婦、チケットを買ってくれた両親、滞在中親切にしてくれた家族と親戚に、心から感謝です。

 

 

 

 

 

 

 


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