疑惑から確信へ① | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

私はピピウがNICUを退院して、我が家にやって来た時から今まで、ずっと気になっていることがあります。



愛猫Kuroのことです🐈‍⬛






Kuroが我が家にやって来て、今年でちょうど10年になりました。


ずっとずっと一緒の予定だったのですが…



ピピウが早産で生まれ、短腸症候群になり、中心静脈カテーテルで高カロリー輸液の点滴に繋がれたままNICUを退院することになりました。


退院前からピピウの点滴の交換、付け外し、カテーテル挿入口の消毒等は私とダンナが家で行うことになっており、NICU内でそれらの指導を厳しく受けました。


ピピウの中心静脈カテーテルはその名の通り、太い静脈に入っており、カテーテルを扱うときは、無菌状態を保たなければなりません。


そうしないと、カテーテル感染によって、大きな健康被害が心配されるからです。

(どんなに気をつけていてもカテーテル感染は起こり得ます。しかし、幸いにもピピウの場合は一度もカテーテル感染はありませんでした。)



そんなピピウを家に連れて帰るのは少し心配でもありました。


Kuroとこのまま一緒に住めるだろうか?


という大きな心配もありました。






事前にNICUのドクター、消化器内科のドクターとKuroのことについて相談したところ、どちらも…

もし誰か預かってくれる人がいるなら、預かってもらった方がいい

という返事でした。




もし、Kuroが点滴の紐で遊びだしたり、噛ったりしたら?


無菌状態を保つべき場所にKuroの毛が入ってしまったら?




本当に勝手なのですが、Kuroも大事ですが、ピピウの命と健康も大事です。





そこで、義両親に相談し、ピピウのカテーテルが外れるまで、Kuroをダンナの実家で預かってもらうことになりました。




Kuroを飼うと決めたとき、絶対に最後の最期まで世話をすると決めたのに…。


Kuroに申し訳ないやら、自分が情けないやら…Kuroとの別居は本当に辛かったです。





でも、実家で可愛がってもらっていることは分かっていましたし、慣れてしまえば庭のある実家の方がKuroにとっても悠々自適な生活の場所になっていったと思います。


ただ、Kuroを実家に送ってしまったうしろめたさとやっぱりKuroは私たちの猫だという責任感から、獣医に診てもらう際は私が動物病院を予約し、支払いもしますし、Kuroの好きなカリカリが義両親がいつも行くスーパーに売っていないので、私たちが買って持っていっています。

義両親がバカンスの時は、私たちが実家へ足を運び世話をします。


それでも、義両親にはずいぶんお世話になっているKuroです。






3年前。


ピピウのカテーテルが取れました。


それから少して、Kuroを我が家へ連れて帰ろうか…と義両親と話したところ…


ピピウがまだ小さすぎる!

(当時2歳半)

間違ってキャットフードを食べたりしたら、どうするの?


と言われ、却下に💧





それからまたしばらくして、一昨年くらいにも連れて帰ろうかと言ったところ…


ピピウがまだ小さい!

せめて小学校に上がるまで待ちなさい!


と言われました💧





その頃からね…薄々気付いてはいたのですよ…


義両親はKuroを私たちに返したくないのではないだろうかって…🐈‍⬛




だって、義両親に会うと毎回、

昨日はKuroがああした、こうした♪

と、我が子のことを報告するように嬉しそうに私やピピウに話してくれるんです。



そして、義両親がKuroを返したくないのではないか疑惑は、この夏、確信へと変わったのでした。




長くなったので続く。











インスタしてます。
記事の下のブログ紹介のところにあるインスタマークを押していただくと、私のインスタが見られますので、興味ある方はぜひ!

今日もKUROと町の写真を応援クリックお願いします

↓ ↓ ↓ ↓


にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
にほんブログ村