日曜日にい海に誘ってくれたのはNICU友だちの家族です。
ピピウより数ヶ月遅れて生まれたTくんは、生まれたときからNICUでピピウの隣に寝ていました。
NICUの中で、同じ腸に問題を持つもの同士、まず親の私たちが仲良くなりました。
何ヵ月も一緒に過ごしたNICUの中。
本当にTくんは私にとってもピピウと同じ自分の息子のようです。
お腹に一つ、傷のあるTくん。
手術痕です。
「ぼくね、お腹にこれがあるの。」
とお腹の傷を指差したTくん。
そして、
「ピピウもあるね。」
と言いました。
「ピピウもあるよ。
一つじゃなくていっぱいあるよ。
でも、それはね、きみもピピウも本当に頑張って戦ったからなんだよ。」
と私はTくんに言いました。
他の子供たちとも砂浜で遊んでいると、ある女の子がダンナに
「どうしてピピウはお腹に傷があるの?」
と聞いていました。
また、他のある女の子はどうしてもピピの傷が気になるようで、ピピウのお腹の傷を触ろうとしていました。笑
で、ピピウは逃げていました。笑
別に女の子の行動が悪いことだとは思いません。
大人だって本当は気になってるはず。
ただ子供はストレートなだけ。
逆に、ピピウも体の傷を恥ずかしがる必要はないということ、「どうして?」「なに?」って聞かれたら、どう答えたらいいかということを
そろそろちゃんと教えておかないとなと思ったのでした。
去年、コロナもあって、サマースクールでもプールはありませんでした。
でも、今年はあるかもしれません。
だからそろそろ、本気で説明しておかないとね。
そんなことも思った日曜日の海でした。
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