よく分かってらっしゃる! | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先日、ピピウの幼稚園の後で、オンラインレッスンが入っていたので、ダンナの実家にピピウを車で預けに行った時のこと。

 

 

ダンナの実家へ行く途中にあるロータリー交差点で。

 

ロータリー交差点ってこんなやつ↓イタリアではこのタイプの交差点が多いです。

 

 

 

すでにロータリー交差点に入っていた私。

 

そこに、バスがやってきました。

 

もちろん、ロータリー交差点にすでに入っている車(私)優先で、バスは一旦停止しないといけないのに…

 

バスの運転手はブレーキではなく、アクセルを踏んで、ロータリー交差点に入ってきました。

 

 

 

危ない真顔

 

 

 

しかも、よりによってバス真顔

 

 

 

 

 

でも、危険予測が生きていく上で必要不可欠なここイタリアで、このバスがロータリーに入ってくるだろうことは予想できたので、私はブレーキを踏みました。

 

 

そして、ぼそっと呟いたんです。

 

「すごいな。」

 

と、皮肉を込めて。

 

 

 

 

 

すると、その私の言葉を後部座席で聞いていたピピウが

 

「何が“すごい”?」

 

と聞いてきました。

 

 

 

私はハッとして、

 

「いや、今の大きいバスがね、本当は止まらないといけなかったのに、止まらないでロータリーに入ってきちゃったんだよ。あぶないね。」

 

と言うと、

 

「ダメだな。事故になっちゃう。」

 

と言ったピピウ。

 

 

 

おぉ!ピピウ、よく分かってる!キラキラ

 

と思って

 

「そうだよ。ちゃんと止まらないと事故になっちゃうね。絶対にダメだね!」

 

と言うと

 

「そして、PANDA(私の車)が壊れちゃう!」

 

と付け加えたピピウ。

 

 

本当によく分かってらっしゃるグッ

 

 

 

「そうそうそうそう!ピピウ、よく分かってるなー!偉いなー!」

 

と褒めておきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「PANDAだけじゃなくて、事故したら、マンマもピピウもケガしちゃうよ。それは本当に困るね。ピピウも車が通る道に出たらダメだよ。道を渡るときはまずは止まってね。」

 

と更に付け加えておきました。

 

 

 

 

 

やっちゃダメなことを理解しているな…と最近はピピウを見ていてよく感じます。

 

「やっちゃダメ」と分かってて、ぐっと我慢できるときもあれば、頭で分かっててもしてしまうときもあります。

 

だから、悪いことだと分かっていて、やってしまったときは、すぐに謝ってきます。

 

5歳だもん

理解してても、我慢できないことだってあるよね。

 

そう自分に言い聞かせ、ピピウが自分の行った行動を後悔しているように見えるときは叱りません。

 

「もう、しないでね。」

「そうだね、これしたらダメだったね。」

と言う程度にしています。

(時々、むっちゃ腹立つけど。)

 

 

 

5歳児となると、それが当然のことなのかもしれませんが、

危険を察知する

禁止されていることが理解できる

これってすごい成長ですよね。

 

 

ちょっと前まで何が危険かさえもわからず、本能のまま突き進んでいた一人の人間が、

危険を察知し、そのあとに起こるであろう結果までを予測するという行為…


すごい進化だよね…。

 

 

大袈裟ですが

やっぱり子供の成長ってすごいな

神秘的だな

と思ったのでした。

 

 

 

たぶん、私が思っているよりピピウはいろんなことを理解している…のかも?

 

 

子供ってすごいです。

 

 

 

 


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