世界早産児デー | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

"11月17日は世界早産児デー(World Prematurity Day)です。世界では7人に1人が低出生体重児(2,500g未満)として生まれているという現状があります。世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めることを目的として、European Foundation for the Care of Newborn Infants(EFCNI)とヨーロッパの患者家族組織によって制定されました。世界各国では、早産に関する様々な啓発活動が行われています"



日本の企業アトムメディカルさんの保育器にピピウも数ヶ月お世話になりました。




低出生体重児(出生体重2500g未満)といっても様々で、ピピウは1000gで生まれましたし、500gで生まれた赤ちゃんも知っています。

数時間でも長くお母さんのお腹にいられること、100gでも体重が多いことが、その後の赤ちゃんの人生を左右することもあります。




26週で生まれたピピウ。
初めてピピウの姿を見たのは分娩室ではなく、NICUでした。
保育器の中で多くの管と機械に繋がれていました。

色は浅黒く、ガリガリで、想像していた"赤ちゃん"の姿には程遠く、"胎児"でした。

両手の平におさまる大きさで、体重は1000g。




でも、小さい、小さい、我が子は生命そのものでした。



小さく、弱々しい体なのに、"生きよう"とする人間の本能の力強さ。






泣くことさえも困難な早産児は、それでも保育器の中から多くのメッセージを送ってくれます。





今日も、世界のどこかで、時間を待ちきれずに生まれてくる赤ちゃんがいます。



数分後には容態が急変するなか、生きようと保育器の中で頑張る小さな赤ちゃん。

"今日も生きてくれた"と胸を撫で下ろす日々が何週間、何ヵ月続くかも分からない毎日を送るお母さんとお父さん。

小さな命の灯火を消さぬよう、24時間体制で赤ちゃんをケアし、その家族を支えてくれるNICUスタッフ。



NICUの中では、赤ちゃん、両親、NICUスタッフ…毎日、24時間、多くの人が戦っています。



どうか、小さな小さな戦士たちが、今日も戦いを勝ち抜いてくれますように。








26週で生まれ、出生体重1000gだったピピウ。




多くの人の愛と、最先端医療のおかげで、ずいぶん大きくなりました。

現在3歳8ヶ月(修正3歳5ヶ月)。
体重13.7kg。身長94.5cm。



私の指1本さえ握れなかった手が、今は力強く私の手を握ります。




この小さな手が、
私の手を必要としなくなるその日まで...。
このあたたかい手を離さず、
まだまだ大きくなるのを見守り続けたいと思います。









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~今週のおすすめ~
ストレス軽減に美味しいエスプレッソとコーヒーの香りを。
普段はエスプレッソマシーン使っていれていますが、春のロックダウン中はモカ使用していました。
愛用しているのはビアレッティの直火式のもの。
IH対応のモカは日本の兄夫婦へプレゼントしたものです。
(下のモカは二つとも3カップ用のものです。)
エスプレッソの粉、LavazzaのORO、けっこう好きです☕